110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

遊星少年パピィ

が、現在GYAOで公開されている。

主題歌の作詞作曲が(伝説の)三木鶏郎というのも素晴らしい。

当然、アニメ自体が全て手書きということもさることながら、そこで使われている、SE(音響効果)をどうやって録ったのかに物凄く興味がある。

あの時(1960年代?)、そこにあった音源や機械を使うしかないわけだが、その中から、例えば「未来」とか「宇宙」とかいうイメージを音にしたわけで、そんなところを耳にするだけでも、当時の人の想像力(創造力)というものを感じないわけにはいかない。

確かに、現在のレベルで考えると音質は悪いのだが、本作の主題歌も、きちんとそれぞれの音が聞こえるように、上手く曲のアレンジがされていることを考えると、技術的な進歩がそのまま音楽の進歩につながるのかどうか・・・には疑問の余地がありそうだ。