110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京大空襲

東京大空襲についてのささやかなTV報道があった、それは、1945年3月10日に起きたということだ。

東日本大震災が3月11日だったので、これからは、合わせて覚えておくことにしたい。

様々な思惑はあると思うが、被害者の数で考えると、かの大震災に匹敵する事件であろう。

残念ながら、最近、15年戦争に関する本を読むようになってきたのだが、どうしても実感は湧かないのだ、しかし、凄まじいことが起こったことについては忘れないようにしたい。

その放送のゲストに三浦瑠璃さんが出ていた、コメントを求められて、「民間人を狙った空襲は悪いのだが、日本軍が他国を空爆したこともあるのだから・・・」というような趣旨の話をされた、なるほど、学者さんだと思った(池上彰(もしくはTV局の意向)が空襲の被害者という観点を強調したことへの対コメントだったのかな?)。

確かにあの戦争で植民地支配をしたわが国が報復されたのは(勝者の理論では)当たり前という考え方をすれば、例えば、中国が更に台頭して、かつての植民地としての支配国(ヨーロッパの数か国)に報復することや、中東諸国がなんらかのとんでもない新兵器を開発してアメリカを滅ぼしても、正当であると言っているようにも思うのだ。

まぁ、何気なく発した言葉でも、それが、語った本人の思惑以上の意味をもって解釈されてしまうこともあるので、大変あいまいなものであることは事実だ、だから、SNS上で炎上ということが起きるのだしね。

そんなことで、こんな誰も見ないところに印を残すわけだ。