他山の石
「他山の石」とは「他人のつまらない言行、誤りや失敗なども、自分を磨く助けとなる」とWikiに載っていた。
ぱっと思いついたのがこの言葉なのだが、本件の全体の意味からすればちょっと違う感じもするが、ほぼほぼ妥当なので利用させてもらおう。
TBSの「ひるおび」は個人的には好きな番組で、コロナの情報も政治的な事も意外と妥当な報道をしていると(私は)思っている、まぁ、毎日新聞の系列なので、嫌いな人も多いらしいと仄聞しているのだが・・・
このところは米大統領選の話題が多く、新型コロナ騒動が今年のトップイベントならば、それに準じる世界的なイベントではあろう。
コロナ対応をはたから見ている、他国人の私は、トランプ氏が落選するのを陰ながら
思い描いているのだが、表向きのバイデン有利がひっくり返るかもしれないという、識者の評を聞くにつけすさまじい世界だと認識した。
今日も、大統領選を扱っていたのだが、そのコメンテーターとしてモーリー・ロバートソンという人が出てきた。
そして彼が、最後に言ったことがとてもきになった、それは、アメリカは30年間本当にやるべきことをやってこなかった、そのツケが今出てきていて、田舎ではインフラ(道路や水道など)の老朽化が進み住みづらくなっている、医療は今回のコロナ禍で問題が露見した、彼(モーリー氏)の意見としては、その今までやってこなかったこと(地味で人目を惹きにくいことなのだろう)を、大統領は丁寧に一つづつ対応して欲しいという様な話をした。
これを聞いて、そういえば、日本もアメリカを追いかけているのではないのかな?と思ったのだ。
国民皆保険制度があり、コロナ禍ではその恩恵もあったのでその面では良いのかもしれないのだが、例年夏場に多く発生する自然災害を目の当たりにすると、地方から侵食してくるように衰退がはじまっている様に思えるのだ。
日本がアメリカを参考にするのは(ある意味)歴史的に「仕方ない」のかもしれない(依存といって良いのかもしれない)のだが、負の部分までをまねる必要はないだろう。