110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ヤフコメを読んでいて思う

ヤフコメを読んでいると、記事の内容にもよるのだろうけれども、記事の内容とかけ離れたコメントが結構ある。

そういうコメントの批判をあまりアクセスのない当ブログで備忘録的に取り扱ってきたのだが、ふと、「相当、国(国民かな?)が荒廃している」と思った。

私の世代は戦後生まれだけれども、ぎりぎり、日本が貧乏だった時期を知っている。

だから、「衣食住があれば良いのではないか」と単純に思えるのだ。

ところが、今の大半の世代は違う考え方をしているようだね。

まぁ、少し調べて、政治通や経済通の顔ができる世の中だからコメントが軽いのかもしれないね。

あと気になるのは、古のマッカーシズムのような、とある記事に左翼のレッテルを貼って、それだけでダメ出しするコメントが結構あるのは、閉塞感の裏返しなのだろうね。

そして、記事が数ページに及ぶと「長いから読まない」という、コメント以前のものも、見受けられる、こういう人は、学術論文などの厳密性を求められるような文章を読むときはどうするんだろう、その時はギアが切り替わるのだろうか?

実は、こういうなにげないところに、学術会議問題の底流がありそうだね。

誤字もなるべく止めて欲しいね、自分も、結構やるのだけれども、恥ずかしいよね。

ここで、改めて気づいた「基礎ができていないんだ」、私も含めて国民の結構の人たちが・・・ね‼

 

以下は雑談。

かつて新卒で勤めはじめた頃、ヨーロッパの国々では夏休みをとる風潮がある(今もある)のを知って、単純に「だから、日本にGNPで追い抜かれるんだ」と思っていた。

そのころは、土曜日も半日だったけれども出勤だったしね。

今のことを考えると、日本もどんどん休日が増えてきて、最低賃金やら、ブラック企業の対応などもできてきたので、労働環境は一見良くなっているように思えるよね。

でも、平均賃金やらなにやらは下がって、生活は疲弊している様にも思えるようね?

なんでだろうね?

変な話、前より時間的に働かない様にしているので、売り上げは減るよね?

それは、国の奨励したことだよね?

だから、例の「生産性を上げる」ということが重要なのかな?

それって、人間の能力が上がる、機械の能力が上がる、という正攻法とともに、丁寧にやっていた仕事のコストを下げて儲けを増やすということなんだろうね。

だから、中国に生産依頼して安いコストのものを輸入して販売する、なんてことになる、全世界的にね(今は中国製品がなければ生活ができない人が多いよね?)。

そして、その分、製造業の比率が下がるし、そういう人材は転業しないといけなくなる。

そうそう、この前記事が出ていた、水漏れの修理でやらなくてもいい作業をやって70万円請求するなんてのは、生産性高いよね?

それって、長い目で見るとどうなのかな、だまされた方が悪いのかな?

生産性にも、良い生産性と、悪い生産性があるのかもしれないね。

今は、悪い生産性がはびこっているのかな?

デジタル庁(だっけ?)を新設しようということだけれども、それが単純にITを利用するということならば、それの究極の目的は「人減らし」だよね?

公務員は簡単に減らせないけれども(長い目で見れば少子化で減る可能性はあるけれども)誰も、疑問を示さないのは何故かな?

短期的には、やらなくてもいい仕事を作り出すことにならないかな?

そうそう、一番役所の仕事で将来性があるのは、AIの利用で、新しい法律の条文の整合性をコンピュータでチェックするようなソフト(アプリの方がわかりやすいかな)を開発すること、これで、相当の時間が省力出来る(人員もね)、こういう仕事はコンピュータが得意だ。

でも、やらないね、何故かな?

不思議な国だな。