政府と北海道の、昨今の状況を見ていると、実質的に金銭がからむと、中央政府の意向(補助金など)が必要なのだろうね?
しかし、政府としては、首尾一貫、経済活動の回復を願っている。
そうなると、実際の新規感染者数の増加と医療状況の逼迫、および医療崩壊の現実を見せるという(自治体の)自傷(デモンストレーション)しか手段しかないと判断したのだろうか?
北海道は、JR北海道の経営状況を見てもわかるように、日本の中でも(例えば経済的に)弱い地域だと思う(各処理施設の勧誘などもその一端だろう)、だから、政府はどう対応するかをはっきりさせないと、禍根を残す可能性がある。
いや、それもできないほどに、何かに縛られているのか?
たかが年間10億円の学術会議に噛みつくのは、そういうことなのか?
ここにきて、経済重視と感染防止重視の意見が飛び交ってきているのだが、現在、感染者数が低下するための具体的な政策はなされていないので、新規感染者数は増えるだろう、放置すると、医療逼迫から医療崩壊し、高齢者が中心だろうが、経済擁護派の言う自殺者の増加などでは比べられない状況が出現することは、諸外国の実績から明らかであろう。
すなわち、GoToキャンペーンを推進するのは勝手だが、なんらかの方法(神頼み?)で感染者が減らなければ、行き着くところは同じだ。
そこで出てきた一つの考え方は、今回のコロナは風邪と同程度のものだから、放置しておけばよいという意見だが・・・?
まぁ、これもあまり利口な意見ではないな、医療崩壊した後に惨状が待っていることは明らかだ、日本が今のところこの程度で済んでいるのは、潜在的に自粛している人が多数いるということでしかない。
経済的に、自殺してしまう人には申し訳ないのだが、このところよく聞く「不要不急」という言葉に合わせて考えると、飲食にしろ、旅行業にしろ、それらは突き詰めて考えると「不要不急」なものでしかない。
そういうもので相当に水増しされたものが、現在の経済(消費社会)だということだと思っている。
コロナ禍はその本質をシビアに見せてくれているだけなのだ。