110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ローカル線の廃線

コロナ禍による決断ということなのだが、実際は、少子高齢化、それに伴う、人口減少国家の抱える問題が、前倒しになって現れたという考え方もありそうだ。

JR西社長「経営悪化でローカル線維持困難」 廃線視野に見直し
2/18(木) 19:31配信 毎日新聞
 JR西日本の長谷川一明社長は18日の定例記者会見で「ローカル線の維持は難しくなっており、今後の在り方について協議していく」と述べ、廃線を視野に入れた見直しに言及した。バスやLRT(次世代型路面電車)への転換などを地元の関係者らと話し合いたいという。対象の路線名は未定として明らかにしなかった。
 新型コロナウイルスの影響で1月の運輸収入は前年同月比43・0%と大幅に減少。コロナ収束後も以前の経営状況に回復するのは困難として、長谷川社長は「構造改革を迫られている。持続可能な地域交通に取り組んでいきたい」と述べた。既に地元で協議会のあるローカル線もあり、「かなりの線区で問題を抱えている。地元に課題を共有してもらいたい」と語った。
 JR西によると、2019年度の輸送密度(1日1キロ当たりの平均通過人員)は12路線22区間が1000人以下だった。最小は芸備線(東城―備後落合)の11人。同社では国鉄民営化の1987年度以降に16線区が廃線となっており、直近は2018年4月1日の三江線(三次―江津)。【高橋昌紀】