屋根の顛末
突然の訪問で「お宅の屋根が壊れているようだから見てあげよう」、という話を真に受けて、見てもらったら、屋根の一部が剥がれている動画を見せられた。
その時は、焦ってしまい、言いなりに、補修工事を発注しそうになったのだが・・・、ちょっと、踏みとどまって、調べると、どうもこの手の奴は、わざわざ、一部を壊すという悪質な手口の業者にそっくりだった。
まず、ここはひとまず、他人の手を借りようということで、兄貴に、会社(だれでも聞けば名前ぐらいは知っている会社)のつてで見てくれる業者がいないかを調べてもらうことにした。
ちなみに、受注できるだろうと見込んだのか、その業者は再訪してきたのだが、その時に、「相見積もり」をすると言ったら、その後は来なくなった。
そんな経緯で、探してもらったところ、本日、実際に業者の人が来てくれて、件の屋根を確認してもらったのだが、基本的には大丈夫とのお墨付きを頂いた。
こういうご時世なので、いろいろと世間は大変だとは思うのだが、とりあえずは、迂闊にも、よくわからない業者を家に招いたことの顛末が大事にならなかったので、一安心という所だ。
自分の知人にも、そういう設備関係の人がいるので、メールを送ると、「(以前の)千葉の台風被害で未だ屋根の修理ができていない家がたくさんあるよ」と、返事が返ってきたのを見ると、良い業者はこのコロナ禍でもそうそう暇を持て余してはいないということなんだということが分かった。
まぁ、このコロナ禍で、経済がどうとかこうとかと抽象的に言うのも一つの議論の方法だけれども、こういう時期に、本当に良い業者が残り、悪い業者が淘汰されれば、それは必ずしも悪いことではないという、そういう考え方もあるような気がした。