110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

うっかりと見逃してしまう利益供与

大規模摂取予約が注目されているのだが、予約方法にLINEを使うとあるのは、一つの利益供与、簡単に言えば、依怙贔屓(えこひいき)となる。

高齢者で、あまりこういうシステムに関係ない人も、スマホで利用するとなると、LINEのアプリをダウンロードして利用することになる可能性が高い。

すでに、利用している若年層の人々には、全く関係ないことだと考えるかもしれないが、これを機に、(高齢者の)LINEユーザーが増えるということになったら、どうなのだろうね?

この方法を考え、提案した人は、うまくやったものだと思う。

今日の昼のTVで予約方法についての報道があったが、例えば、GoogleChromeというブラウザ名称や、LINEというアプリについても、民間の営利企業のものなのに、まったく無警戒に放送していた。

デジタル庁もよろしいけれども、その前に、国民のこういうIT関連の啓蒙活動を、じっくり、5年間くらいやった方が、実質的には、本当の意味での普及が早いのではなかろうか?