110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

やっぱり評価しないといけないよね

 別に、私自身は日本人だけれども、また様々な経緯があるにせよ、会談にもちこんだということは評価してよい。
 しかも、米でも日でもなく韓国だということで、さらに評価しても良いはずなのだが・・・
 別に、「本件は核と関係なさそうだし」なんて言う人もあるだろうが、交渉がないのは全くのゼロだが、交渉があれば、マイナスもあるがプラスにもなる「可能性(動き)」があるはずだ。
 最近、佐藤優の本をよく読むのだが、その中で、外交は簡単に10年という歳月が掛かる事象だということを痛感する。
 普通の目で見るともどかしいような動きも、それが積み重なることで結果を生む。
 彼(佐藤優)の著作を信じれば、日本はロシアとの外交で友好的に長年積み上げてきたものを、まぁ、ほぼ一瞬で不意にしたわけだから、本件も反面教師として見つめてもよいのではないのかな。
 だからというわけではないが、新潮でなければならない。
 ちなみに、週刊誌や月刊誌、端的にはTVで外交の話が出た時に、それが短期的な視点で語られているならば、話の半分は棚上げして聞いたほうが良かろうと最近思うようになった。
 
北朝鮮 南北高官級会談に出席する5人を韓国側に通知
1/7(日) 13:33配信 聯合ニュース
北朝鮮 南北高官級会談に出席する5人を韓国側に通知
9日に南北会談に臨む韓国の趙明均・統一部長官(左)と北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員長=(聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は7日、北朝鮮が南北軍事境界線のある板門店で開かれる南北高官級会談(9日)に出席する5人の氏名を韓国側に通知してきたと伝えた。
 対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を首席代表とする代表団には、体育省の元吉宇(ウォン・ギルウ)次官、民族オリンピック委員会の委員らが含まれているという。
 同当局者は北朝鮮の出席者について、「北も格を合わせてきたようだ」と話した上で、「北の平昌五輪参加問題を議論し、できれば南北関係の改善についても議論する」と説明した。
 韓国政府は前日、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官を首席代表とし、千海成(チョン・へソン)統一部次官や盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官、金起弘(キム・ギホン)平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会企画事務次長ら5人が会談に出席すると北朝鮮に伝えるとともに、北朝鮮側の出席者の通知を求めていた。
 韓国側の出席者には、統一部長官と次官のほか文化体育観光部の次官も含まれている。これまでの南北の長官級会談の代表団は通常、長官を首席代表とし、関係官庁の室長・局長らが出席していた。統一部の長官と次官が同時に代表団に入るのは初めて。このため統一部のトップ2や文化体育観光部次官が入る今回は異例の構成とされる。北朝鮮の平昌五輪参加問題が中心議題になる。