110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

うーん

Y!に、こういう表題”「年寄りは死ねというのか」年金減額は憲法違反ーー全国の「年金受給者」が提訴”があって、下のほうにコメントがある、大抵は老人は年金貰いすぎで将来の若者のことを考えていない風のコメントに多数の肯定が集まるのだ。 何かおかしく感…

安全保障関連法案

安全保障関連法案の審議がはじまった。 先ほどまでNHKで見ていたがこれ深夜枠で再放送したらどうか? 結構おもしろいのだ、見ていて多少疲れるけれどもね。 これを見ると、平和憲法という足枷にしばられながら、どうやって、軍事力を行使するかという議論に…

たわ言

この前の大阪都構想についてY!の下の方のコメントを見ると高齢者が若者を犠牲にしているという様な論調がことの外多くちょっと危機感を感じた。 自分の生活を守るために有利だと思われる政策に投票するのは別に問題ではないだろう? また、若者が将来失うも…

ああダンプ街道(佐久間充著)

本書は岩波新書1984年刊行のもの、千葉県君津市の山砂の採取所付近では土砂を運搬するダンプカーによる公害があったのではなく、現在も公害と認定されずに操業は続けられているようだ。 この著者は本書の続編ともいうべき「山が消えた(岩波新書2002年)」と…

大阪都構想

先日の住民投票で否決されたが僅差であった。 大阪維新の会、いや橋下氏の、自民、公明、民主、共産を相手にして互角の戦いは選挙史に残されても良いのではなかろうか? 橋下氏1人にこれだけ与野党の政党が振り回されたのだから、政治に対する何か得体の知れ…

無限の果てに何があるか(足立恒雄著)

本書は1992年光文社カッパ・サイエンス(こういうシリーズがあったのね)の中の1冊、たまたま本棚にあったもの。 未読か既読かは不明だったのだがここ数年について読んだ形跡はないので読んでみた。 自然数から実数に掛けて数学的定義をしていく過程を通して…

荘子物語(諸橋轍次著)

本書は講談社学術文庫版で読む。 本編は読みやすいのであるところまではすいすいと読み進んだのだが、巻末の引用原文を見ると白文ではなく読み下し文でありながら全然わからないので本文と照合しながら再び読むということになった、曰く、粗忽者には最適な構…

歩行者優先とは?

前から、コメントしていたけれども、弁護士の見解とも一致していた。 そもそも、歩道上で自転車に接触されること自体がおかしいと思っていたのだがこれで理屈としては解決した。 以前、雨が降っているからということで、傘をさした上に、歩道上の歩行者の私…

エッフェル塔ものがたり(倉田保雄著)

本書は岩波新書1983年刊行のもの。 先日、フリーマーケットをやっていたのであちこち覗いていると岩波新書を主に1冊50円で売っていた。 聞くと本屋のデッドストックだったようで売上カードもついていたので「それも下さい」と言って10冊ばかり入手した(昔は…

憲法記念日の備忘録

私としての驚きは以下の引用記事の下の方にある大江氏への批判が凄まじいことであった。 順番で上の方にあるコメントに大江氏の弁護が散見されないというのが却って不審感を高めた。 憲法9条に関して、集団的自衛権の案件は字面を読むだけでは違法性が強いよ…

バレエ表現のテクニック(ジョーン・マッコール著)

本書は音楽之友社1988年刊行のもの、リサイクル図書であった。 私は、バレエについてその音楽を通してその片鱗を伺う程度である。 だから、リサイクル図書で、自分が知らない分野の本を入手できる機会はありがたいものだ。 たとえ本書が、現在バレエに携わる…