バレエ表現のテクニック(ジョーン・マッコール著)
本書は音楽之友社1988年刊行のもの、リサイクル図書であった。
私は、バレエについてその音楽を通してその片鱗を伺う程度である。
だから、リサイクル図書で、自分が知らない分野の本を入手できる機会はありがたいものだ。
たとえ本書が、現在バレエに携わる人にとってはいささか古く利用できない部分があったとしても、無知のものにとってはなんでも新鮮なのだ。
本書については、バレエの細かいテクニックは皆目わからなかったのだが、挿入された写真がとても気に入った。
写真であるためにポーズがピタと決まって見えるのからかもしれないが、それでも、人間というものは綺麗なものだとつくづく思う(天性のものや努力もあるだろうが)。
ポアントという非人間的な苦痛に耐えながらも天上の人の幻想を観客に見せる「バレリーナ」とはそういう異常な事の上に居るのだな。
本書はバレエの表向きだけでなく裏の事情も多少わかる本でもあった。
私は、バレエについてその音楽を通してその片鱗を伺う程度である。
だから、リサイクル図書で、自分が知らない分野の本を入手できる機会はありがたいものだ。
たとえ本書が、現在バレエに携わる人にとってはいささか古く利用できない部分があったとしても、無知のものにとってはなんでも新鮮なのだ。
本書については、バレエの細かいテクニックは皆目わからなかったのだが、挿入された写真がとても気に入った。
写真であるためにポーズがピタと決まって見えるのからかもしれないが、それでも、人間というものは綺麗なものだとつくづく思う(天性のものや努力もあるだろうが)。
ポアントという非人間的な苦痛に耐えながらも天上の人の幻想を観客に見せる「バレリーナ」とはそういう異常な事の上に居るのだな。
本書はバレエの表向きだけでなく裏の事情も多少わかる本でもあった。