110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

生涯を賭けた一冊(紀田順一郎著)

本書は新潮社昭和57年刊行のもの。 最近、余り読書感を上げなかったが今年の最後の本として気まぐれで上げてみる。 本書の内容は、著者が選定した生涯に(ほぼ)一冊の後世に残る本を作った人・作品を取り上げ、可能ならば、本人や親族に取材しその背景を(…

備忘録

自転車とオートバイの事故で、普通に考えるとオートバイの方が強く思えるのだが、結果は逆であった。 もう少し、詳細が分かると良いのだが、例えば、赤信号を無視して突入した自転車を回避しようとして、オートバイが自損事故を起こしたとか。 近くの通りで…

卓上日記の替え玉

卓上日記というものはご存知だろうか? これの2016年の替え玉(というらしい)は、かつては近くの文房具屋やパッケージショップで買えたのだが、数年前から在庫しなくなったので、最寄りの繁華街である池袋で探したのだが無く、たまたま見つけた小さな文房具…

ピアノの森が完結した

長く生きると、自分の近くにあると思っていたものが、ふと無くなってしまうことがある。 ピアノの森は18年間も連載されていたものだそうだ。 長い連載だとは思ったがそれほどの時間だったとは思わなかった。 ある日、古本でこの作品に触れてからの付き合いだ…

思想のドラマトゥルギー(林達夫・久野収)

本書は1984年に増補版で刊行されたもの。 私は平凡社ライブラリー版(1993年初版)で読む。 あとがきの日付は1974年なので、最初に刊行されたのはその頃であろう、実に40年以上も前の作品だ。 安野光雅の文章で本書を「読める本」と記していた。 当時、本書…

チャンピオンシップ 決勝 第1戦

広島が勝ったんだけど、やはり、後半の清水のファールからのオジェソクの退場は不要だったと思うね。 奇跡の逆転ということになるのかもしれないが、あそこの判定で試合が終わった気がする。 退場の後に清水のイエローというのも、何か、順番がおかしい。 イ…