110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

左右が無くなる?

面白い構想だが奇妙だ。 また、共産党と民主党の垣根が無くなったということの意味を考えなければならない。 私は、どこにも票を入れる候補がいなくて共産党に投じたこともあったのだが、この指針で行くのならちょつと嫌かな? 共産党が「国民連合政府」構想…

安保法案成立

安保法案は成立した。 憲法違反という立場は変わらないものの、一部、反対派の過激な行動は、日本国民自体の変化を感じさせるものがあった。 憲法学者が反対するのは立場的に問題ない。 戦争経験者そして戦後すぐの荒廃を知っている人々が反対するのももっと…

墨子

本書は経営思潮研究会、昭和39年刊行のもの。 安保法案は可決されるだろうが、安保法案、違憲、そしてその時によぎったのがこの墨子という言葉であった。 本書は、抄訳なので全ての思想に触れることはできない(もとより散逸している部分もあるのだから既存…

宗教哲學(波多野精一著)

本書は岩波書店昭和19年に第1刷が刊行されたもの、私は、昭和22年の第2刷を読む。 定価は80円とあった。 宗教と哲学という関係に違和感を覚えるかもしれない、しかし、かつては、宗教も哲学も科学もある意味混在していたのだ。 それが現在では、いわゆる自…