2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
本書は竹内書店1965年刊行のもの。 本書は、面白い本だ、たぶん探しても100円もすまいと思って検索したらプレミア価格がついていた。 それでも、面白いのは、本書に収録されている「理論と実践」や「模写と抽象」という2編で、いわゆるイデオロギーや抽象的…
本書は「えい(木偏に世と書く)出版社」刊行のもの、コメントをたまにいただくoteruさんが貸してくれたもの。 で、私としては、もっと高尚な、そう講談社学術文庫とか、ちくま学術文庫の方が良いんだよね、こんな俗っぽいものなんかは本道ではないのだが・・・…
本書はダイヤモンド社刊行のもの、知る人ぞ知るベストセラーである。 トヨタの強みの1つはその生産方式にある、例えば、ジャストインタイムであったり自働化であったりし、その強みにより世界的な企業へと発展していったわけだ。 さて、ここで本書を読んでみ…
本書は青土社1990年刊行のもの。 「狂気の考古学」という着想の元に書かれたもので『現代思想』1978年に何回か連載されたものに、1986年、1988年の文章が増補された増補版。 というわけで、ここで描かれている若者とは、丁度私の年代であり、当時は「シラケ…
本書は新潮文庫版で読む、著者の短編を6編納めたもの。 この著者に興味を持ったのは、「ニーチェから日本近代文学へ(高松敏男著、幻想社)」の中に「織田作之助論」というものがあったからで、全体の流れはほとんど忘れたのだが、織田作之助の描く大阪とは…
本書は岩波新書版(上巻1978年、下巻1984年、オリジナルは1956年)で読む。 すこし前に「人類の過去現在及び未来(丘浅次郎著)を読んだので、この題名の共通性に惹かれたのではないかと思う。 ただし、本作は「文明批評」そして「世界文化史」という位置づ…
本書はディスカバー・トゥエンティワンというところから2010年に刊行されたもの。 電子書籍ってどうなんだろう?私の感覚では未だはやっているようには思えないのだが、という疑問に105円棚にあったこの本は答えてくれるのではないかと期待したのだ。 まぁ、…
本書は音楽之友社刊行のものを読む、確か、ちくま学術文庫版もあるはずだ。 副題は「管理社会における音楽」とある。 そもそも、芸術を管理されてしまうことはその存在や進歩に対してマイナスの要素ではないのかという疑問が沸き起こる。 いや、そんなことよ…
本書は有精堂昭和43年刊行の「丘浅次郎著作集検廚貿爾瓩蕕譴討い襪發里鯑匹鵑澄 本書は、(生物の)進化論に基づきつつ、人類の過去現在未来を附俯瞰しようとするものであり、過去において、主流だった生物種がことごとく進化の極のあとに滅亡もしくは衰退し…