110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年11月の累計

今月までの累計歩数は、10,277,305歩で、4,000万歩に対して、25.7%の進捗になります。 やっと、一桁あがりました。 この3ヶ月は、累計で240万歩(月平均80万歩)を目標に歩きました。 気候の良い10月にまとめて歩けたのでなんとか達成できました。 これから…

フィロビブロン(リチャード・ド・ベリー著)

冷静に考えるととても良い題名(書物への愛)だということがわかるのだが、最初、この本を見つけたときには、どういう意味なのかよくわからなかった。 わからなければ、とりあえず手に取ってみると、思わぬ発見をするという例の様な気がする。 さて、これは…

民間暦(宮本常一著)

宮本常一氏の著作を読んだ方は多いことでしょう。 私も少しずつ読んでいこうかと思います。 さて、本書はいくつかの論文が集まったものだが、表題の「民間暦」は昭和17年となっている。 民間暦は、その地方での農業や漁業などの、折々のタイミングを示すもの…

2007年11月23日の歩き

先週は秩父に紅葉の様子を見に行ったので、今週も見に行くことにしました。 しかし、同じコースでは、少し味気ないので別コースを考えたところ、以前、低山登りをしていたときに、何度かトライした「外秩父七峰縦走ハイキングコース」を思い出しました、「地…

レトリック感覚(佐藤信夫著)

本書は1978年に講談社から刊行された、現代は講談社学術文庫で読むことができる、あちこちのブックオフでも文庫版は見かけるので、隠れたベストセラーなのだろう。 実際読んでみると、自分では直喩、隠喩、換喩などの区別がうやむやだったのが少し理解できた…

勘の研究(黒田亮著)

本書は昭和8年に刊行されたものだが、現在は講談社学術文庫で読むことができる。 私の読んだものは古書で、昭和55年の第1刷で、帯には川上哲治氏の推奨文が書かれてあった。 「勘」という事だが、どちらかというと、骨(コツ)、極意、悟りの方についての研…

2007年11月17日の歩き

紅葉のシーズンになりました。 関東の平野部は11月下旬からということでしたが、「秩父の方はかなり進んでるのではないか?」と勝手に考えて、今日は秩父へ行きました。 が、結論としては「まだまだ」でした。 でも、また、紅葉を観に行けるわけですから、そ…

人生のドラマトゥルギー(栗原彬著)

岩波書店の「シリーズ-生きる」のうちの一冊、本書は、近くの図書館のリサイクル資料(廃棄)だったもの1994年刊行。 本書を読んでいて、神谷美恵子さんの「こころの旅」という著作を思い出していた。 この本は、子ども-若者-おとな-老年と人生の移り変わり…

ベルクソン(市川浩著)

本書は1983年に「人類の知的遺産」という全集の59巻として出版されたもので、現在は講談社学術文庫で読むことができる。 編著者が、身体論で私的におなじみの市川浩氏であるので興味があった。 まずは、その身体論としての精神と身体についてだが、ベルクソ…

寒い季節の歩き

11月に入り、日々寒くなっていくように思います。 これから、3月位までは、気温が低い中で歩くことになります。 短時間の歩きならば、できるだけ天気の良い日中の比較的暖かい時間帯を歩くことをお勧めします。 私事ですが、昨年は、11月後半に少し無理に歩…

2007年11月11日の歩き

この土・日曜日の関東地方の天気予報はあまりよくなかったです。 しかし、歩かないと消化不良をおこしそうなので、空模様を見ながら、本日歩いてみました。 コースは、以前歩いた、自宅と川越駅の往復にしました。 片道30km、往復60km程度のコースです、この…

日本人とユダヤ人(イザヤ・ベンダサン著)

本書は、山本七平氏が著したものというのが定説と聞いている、角川ソフィア文庫版を読む、ここでの初版の年は1971年だから、もっと前に刊行されたのだろうと思う。 さて、本当の意味のベストセラーなので、読まれた方も多く、いまさらコメントをすることも無…

日本スリーデーマーチ(その4)

前回は千年谷公園(残り10km)で終わりました。 とん汁でひとやすみのあと、再び歩きはじめます。 ・・・と、こんなイベントも公園内でやっていました。 その後、コースは高坂駅へ向い、さらには駅構内を渡って反対側に出ます。 そして、都幾川の支流の土手…

唯脳論(養老猛司著)

身体論を考えていくと、ひとつは哲学的なアプローチであり、もぅひとつは、生理学的なもしくは自然科学的なアプローチがあると思う、養老氏はこの後者の立場からこの問題に取り組んでいる。 そして、本書を読もうと思ったのは、茂木健一郎氏が、養老氏の影響…

日本スリーデーマーチ(その3)

3日目は最終日です、もう朝起きれれば、とにかく会場に行って歩くということだけを考えました。 本日は一番イベントのある日のようで、朝から賑わっています。 出発は6時30分です。 本日のコースは、東松山市を中心に、ときがわ町、越生町、鳩山町を通る46km…

日本スリーデーマーチ(その2)

2日目もまた早起きがキツイです。 それでも、池袋発5時5分の電車は意外に乗客が多いのです。 2日目のコースは、東松山市から、川島町、吉見町、熊谷市を歩く47kmの道のりで、有名な所では、坂東十一番札所の吉見観音や森林公園の中を歩きます、出発は6時40分…

日本スリーデーマーチ(その1)

日本スリーデーマーチを知ったのは、これがきっかけです。 これは、昨年11月4日に、寄居駅まで歩いた途中で見つけた看板です、その後、調べてみると、今回のイベントを開催していると言うことが分かりました。 そんなことで、今回(初)参加することになりま…

日本スリーデーマーチの第3日目が終了

いやー、終わりましたね。 3日間、完歩しまして、先ほど帰ってきました。 この時間だと「鉄腕DASH」見れますよ。 更に、民主党小沢代表の辞任会見まで見れましたよ。 これは、面白かったなぁ。 小沢さん見切ったんだと思いますよ。

日本スリーデーマーチの第2日目が終了

本日も50kmコース(実質は47km)を歩きまして、無事終了しました。 大会も30回を重ねているので、コースの選定も、なかなか良くて楽しむことができました。 初日は、緊張感だけで疲れましたが、本日は、見知らぬ人と話ながら歩いていました。 疲れもあるので…

日本スリーデーマーチの第1日目が終了

埼玉県東松山市を起点に毎年行われている、日本スリーデーマーチに参加しました。 今回は30回記念大会という事です。 11月2,3,4日と開催され、本日(初日)は無事50km(実質は47km)を完歩できました。 健脚な人が多いのには参りました、そのせいか、いつも…

10月に読んだその他の本

10月に読んだその他本を紹介します。 今月は、少しマニアックなので、簡単にします。 (1)「甘え」の構造 土居健郎著 ベストセラー本ですね。 (2)<身>の構造 市川浩著 市川氏の身体論系は欠かせません。 (3)イスラムの読み方 山本七平・加瀬英明著 (4)ハイデ…