110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

チェニジア戦

勝ったのは嬉しいのだが、ひょんなところに不満があった。 それは、家は東京なのでTBSで中継を見ていたのだが、このカメラの振り方がめちゃくちゃで試合がどうなっているのか一向にわからないことに関係者は気づいていたのだろうか? まぁ、このようなマイナ…

折り返し点1997~2008(宮崎駿著)

本書は岩波書店2008年刊行のもの、比較的厚めの本ながら作者の知名度なのか売れたようだ。 私は第4刷を手に入れて読んだ。 宮崎駿と言う人は、アニメのイメージからか世界的な映画賞で認められたりしたためか、何か善い人の様に思われている節がある。 それ…

阿倍野署の署長の行動は

警官女性殺害で上司の署長の発言が問題になりました。 この署長は特にわざわざ謝罪をしなくても良かったのですよね。 遺族もそれを求めていなかったし、それを、忙しい中事後処理で大阪まで別件で来た遺族を、わざわざ呼び寄せた上に、「被害者は私」みたい…

ふと、思ったこと

女子大学院生殺害。 高瀬舟。

エコを選ぶ力(ダニエル・ゴールマン著)

本書は早川書房、早川新書Juice2009年刊行のもの。 この手の地球環境ものは大体収拾がつかなくなるものだ。 考えてみると、 被害者(人間)が加害者であること、 極論すると人類の粛正にまで話が展開すること、 そして、どうもそれが正解であるようなこと。 …

99%とは

99%除菌というと何か凄く清潔なイメージになるがこれを見方を変えればとんでもない事になる。 良く知られたところでは、工業製品などで、例えば、ネジの不良率が1%(99%は良品ととらえる)などというと、100本ネジ締めると1本は不良ということになり、これで…

感想戦から見たので

私が見始めたときには既に感想戦に入っていました。 橋本八段は茶髪&和服で対局といういでたちなのですぐにわかる風貌。 彼が負けたようなのでどんな将棋だったのかと興味はあったのですよね。 感想戦では、行方八段は上手く打ち回して優勢だった様に見受け…

遊びの論(安田武著)

本書は昭和46年永田書房刊行のもの。 本書はを今読めば懐古趣味の書ということで結論つけられるだろう。 古き良き演芸廓職人の賛美と終戦後の社会批判という感覚は否めない。 そして、ちょうどこの時期は「豊かにはなったけれども古くからあったものことを捨…

レクサスとオリーブの木(トーマス・フリードマン著)

本書は草思社2000年刊行のもの、グローバリゼーションという言葉は今もって良くわからない言葉だが、その草分けともいえる本書を読むとわかるかもしれないという感覚の読書。 上巻を昨年の10月に読んだのだが、なぜか下巻を突然思い立ったように昨日読んだ。…

一つの社会的実験となるか

本件は賛否両論になろう、しかし、これを報道したことと、今後行われる各種対応で、現在の日本の状況がすこしは見えてくるのではないか? 毎日新聞 3月4日(水)20時6分配信 <川崎中1殺害>週刊新潮が18歳少年の実名と顔写真掲載 週刊新潮編集部は毎日新聞…

深沢七郎集第7巻

本書は筑摩書房刊行のもの。 「楢山節考」の他、氏の著作は古本でも意外に値がついているのでなかなか手がでないのだが、本書は大学の除籍本で入手したので少し安い、それでも自分としては高いと思う、それだけ人気があることなのかもしれない。 賛否両論評…

雑感

自分の経験からすると、 いじめを受けると自分より弱いと思う者に対して残虐になる傾向はある。 また、いじめをされていたということを、直接親は判断できない。 (子供やその友人などが伝えない限りは) 今回の川崎の事件では被害者の周りの人々は対応行動…

空想工房(安野光雅著)

本書は昭和54年平凡社から刊行されたもの、私は昭和61年刊行の文春文庫版で読む。 第一エッセイ集で、後書きには若書きのところがあるなどとあるが、面白さのなかに多少シリアスな味付けがされていて却って好ましい。 この作者は、私にとって当たり外れはま…

ギターの買い取り

というバナーがあったのでクリックしてみた。 スタッフ紹介があって、随分若い人(写真)がやっているなぁと思って見ると、楽器店勤務の履歴の人がいない。 ギターに関する説明も私の知っていることと違う。 これも時代の流れなのかな? 例に、MartinのD-28…