110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

精神現象学(ヘーゲル著)

本書は、作品社刊行のもの、翻訳者は長谷川宏だ。 この翻訳者の手に掛かったので、相当読みやすくなっているのだが、一読では良くわからないという感想じだ。 観念論、精神、三位一体、集団意識、良心・・・いくつか、乏しい記憶のなかからそれらしい言葉を思い…

2度読みする

記憶力は無い方なのだが、不思議と同じ本を2度読んで気づかないことは、今までなかったのだ。 しかし、今回、読む前も、読んでいる途中も、読んだ後も、まったく気づかなかった。 その著作とは「宇宙についての基礎知識(宮本正太郎著、講談社学術文庫)」。…

小松左京の死

これはショックだ、あらためて人間は歳をとるものであり、死にゆくものであることを思う。 私の読書は、星新一からはじまった、その後、日本のSFを読む様になったが、小松左京の重力圏からは逃れられない。 私は、小松氏の代表作は一切読んでいないが、短編…

人間 無(鬼頭英一著)

本書は、鬼頭英一著作集の第六巻目、公論社刊行のもの。 実存哲学系の書籍は、一部の名著を除いて省みられることが少なくなってきたようだ。 (どうも、紙ベースの本が衰退しているように思う) そんな中で、その手の本を読むのは異端であろう、しかしながら…

4000万歩を越える

昨日、4000万歩を越えました。 とりあえず、一つの目標を越えることができたわけです。 今月の残りの日々については、身体と足を休めようと思います。 また、読書のほうも振るわないので、少し、読み進めないといけませんね。

99.9%とは

歩数の記録をとり始めて、その後に4000万歩という目標を定めたのだが、ここにきて99.9%という進捗率となった。 具体的には、あと4万歩を切ったということになる。 今まで、99.9%といってもピンとこなかった、例えば、営業をやっていたときの99.9%は、もう殆…

四千万歩の男 忠敬の生き方(井上ひさし著)

本書は講談社文庫版で読む。 4000万歩の歩きも、一見、終結に向かっているのだが、本書を持ってそのオチを披露する形になろう。 すなわち、忠敬=4000万歩とは、約3万5千キロメートルを歩幅半間(90センチメートル)で割った歩数なのだ。 すなわち、今回の40…

2011年6月までの累計

2011年6月までの累計は、39,634,395歩で、進捗率は99.1%となります。 残りは、365,605歩。 この調子だと、7月中に4000万歩に到達できそうですね。 がしかし、まだまだ油断は禁物です。 夏の暑い時期ですので、体調に気を配りながらあるきませう。