人間 無(鬼頭英一著)
本書は、鬼頭英一著作集の第六巻目、公論社刊行のもの。
実存哲学系の書籍は、一部の名著を除いて省みられることが少なくなってきたようだ。
(どうも、紙ベースの本が衰退しているように思う)
そんな中で、その手の本を読むのは異端であろう、しかしながら、本題のように、人間、無のような事を考えるには良いテキストと鳴るように思う。
確かに、本書でも現在から考えると、間違いではないかと思われる部分、例えば、時空の捕らえ方が、絶対的であったりするという面がある。
しかし、人の生存は是か非か見たいな、もう数世紀にわたって考えられてきたようなことを考えたりすると、参考になったりする面がある。
昨今の原発問題も、長い目で見れば廃止であろう、それでは、短い目で見るとどうか?
丁度、株価が細かく上下を繰り返して、ある傾向を示すように、大きなトレンドに対して細かく振れるのだろう。
たぶん、人間の見通しというものは、それほど長くないということなのだろうな。
実存哲学系の書籍は、一部の名著を除いて省みられることが少なくなってきたようだ。
(どうも、紙ベースの本が衰退しているように思う)
そんな中で、その手の本を読むのは異端であろう、しかしながら、本題のように、人間、無のような事を考えるには良いテキストと鳴るように思う。
確かに、本書でも現在から考えると、間違いではないかと思われる部分、例えば、時空の捕らえ方が、絶対的であったりするという面がある。
しかし、人の生存は是か非か見たいな、もう数世紀にわたって考えられてきたようなことを考えたりすると、参考になったりする面がある。
昨今の原発問題も、長い目で見れば廃止であろう、それでは、短い目で見るとどうか?
丁度、株価が細かく上下を繰り返して、ある傾向を示すように、大きなトレンドに対して細かく振れるのだろう。
たぶん、人間の見通しというものは、それほど長くないということなのだろうな。