110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

精神としての身体(市川浩著)

本書は勁草書房刊行のもの(1975年が第1刷)。 本書は講談社学術文庫版で以前読んだ。 だから再読になる。 身体論や哲学に引き込まれた原因はよく分からないながらも本書を読んだことにある。 そして、再読する時は読書に興味を失ったときや、何十年か経っ…

ゲーム的リアリズムの誕生(東浩紀著)

本書は講談社現代新書版。 ポストモダンていうのは難しい考え方だと思う、そこに切り込んでいく著者の力量はなみなみならないものだ。本書では、ライトノベルや美少女ゲームなどの概念を足場として、日本の小説(的なもの)を分析していく。 私は本書の課題…

甘かった

どうもまだ大丈夫と思っていた母親も認知症かもしれない!! さて、どうしたものか?・・・などと言ってられない、早く医者に見せねばならないのだが、これが一苦労(二苦労か?)

ちいさこべえ(望月ミネタロウ著)

本書は漫画だ、前に書いたが本書の原作は山本周五郎の「ちいさこべ」だが敢えて違う作品と思いたい。 また本書は第一巻が出ただけで完結していないのでこの先この作品がどう変貌するかも分からない。 最初は酷評しようかと思った、しかし、本作は山本氏のも…

覚悟を決める?

家の父親は天敵などと称していたが、この数日炎天下にもかかわらず日中に愛用の三輪自転車で出歩いては、家の前で熱中症で意識を失うなど無謀この上ないことをしていた。 だから、日中外出するなと強く言っていたにもかかわらず、今日も出て行って、ついに救…