2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
本書は岩波文庫版。 今年の最後は気のおけない読書ということで、本書を見て読む。 大戦前の漫画家の第一人者であり、夏目漱石も認めた文章力もあり、その漫画(画)と漫文(文章)で、楽しく時間を過ごす事が出来る。 また、ご存知の方にはつまらない話だが…
本書は新潮文庫版で読む。 この著者は1964年生まれだから、最近の小説になる。 雪沼と言う鄙びた地方のとある町を舞台とする人情話であり、気軽に読める本だ。 7つの小編が集まっていてそれぞれ感慨深い、しみじみとした情緒のある作品で感動を覚える。 解…
本書は、岩波文庫版で読む。 私の読書で小説を読むことは少なかったのだが、最近少し増えていく傾向にある。 それは、読みにくい文章、例えば哲学などが、一概に高尚なものではないと気づいたからでもある。 小説を読んで底に深いなにものかがあると感じるの…
本書は、講談社学術文庫版で読む、原作は「What is Politics?(1987)」で、本文のみを訳してある。 本書は、英国流政治学の入門書として位置づけられている。 そして、政治を考える上で非常に参考になる、例えば、マキアヴェリ(君主論)に言及し、「緊急事態…
本書は講談社1989年刊行のもの、私は講談社文庫版で読む。 本書はもしかすると今読まれる本かもしれない、著者は、反骨するもの、鈴木東民の生涯を書いた。 その余りにも進んだ足取りが、当時の人々に理解されないことにより、著者も「無念」であったのでは…
私の感覚がおかしくなったのならば良いのだが・・・・ 都内のイチョウなど、今頃黄葉そして落葉しているように見えるのだ。 12月ももう半ばを過ぎていると言うのに、何か、胸騒ぎがするのだが、世間では問題ではないのだろうか?
本書は、ウェッジ1996年刊行のもの。 まだ、ビジネスマンとしての自覚のあったころ、本書を入手して読んだ、この本はビジネス書なのだ。 ちょうど20世紀の終わりに掛けて、リストラとかリエンジニアリングという、日本国内では後ろ向きの戦略が華やかな頃、…
個人的に、曽田正人の漫画が好みだ、それが、つい最近、昴・MOONが終わったので、そのことを書こうと思っていた。 ところが、久しぶりに「シャカリキ」を読んでみると、思いのほかに共通点があることにきづくのだ。 曽田正人は進化したのか? あくまで個人的…
最近、ひざの調子が悪くて歩くのを控えたりしている。 もしや、ひざの関節が変形しているのではないかと、近くの病院へ行ってみると、ひざの間隔は少し狭いが、軟骨の磨耗はそれほどでもない、との診断。 レントゲンでは骨の状況しかわからないけれどもと、…
本書は講談社学術文庫版で読む。 戦後ほとんど省みられなくなった人に、この東郷平八郎がいるのではないか? それは、当人の諮るところではなく、第二次大戦に関わり時勢が彼を神格化した事、そのことに対する敗戦後の反動であるとも言えるだろう。 しかし、…
本書は、文春文庫版で読む、ちなみに、本書の続編「みんな夢の中」も読む。 本書の意図は、「あなたの最後の瞬間に聞きたい曲は何か?」というお題から、敷衍していった著者の音楽に関するエッセィという形態になる。 そして、著者のラストソングには、子供…
GoogleCromeへブラウザを変えてみた。 なるほど、古いPC、そしてXP環境では効果絶大だ。 個人的には、YahooをTOPで利用していたので、気がひけたが関係ないや!!
重力を手玉に取るには、更に時間がかかるのだろうが、その痕跡を理屈でなく、実証でとらえたならば、正に科学的な快挙だと思う。 ただ、形而上の疑問はさらに深まる。 パスカルの言うように、私たちは、宇宙に比べては小さすぎるし、素粒子の世界からは大き…
Carlos Barbosa-Limaというギタリストが居ます。 クラシック系なのですが、これがとても良いです。 テクニックは凄いのですが、とりあえず、どう弾いているのかよく分からない、以下の曲などご覧ください。 曲は、皆さんの評価の通りチャーミングです。 この…
新聞記事の日本語の使い方も最近は良く分からなくなってきた。 これは、私が時代から取り残されたからだろう。 まず、表題は、 京都はきびしい…自転車悪質違反は即「赤切符」 読売新聞 11月25日(金)14時51分配信 内容は、 自転車と歩行者が絡む事故が増えて…
随分前から読み終わった本をExcelに記録している。 ただし、講談社・・・講談社学術文庫のような記載で番号を記入していなかった。 そこで、「近代日本の心情の歴史、見田宗介・・・講談社学術文庫249の」様に、番号を記入することにした。 これは、番号順に並べて…