110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

上尾のアイス屋

「太田駅に行く」でご紹介した埼玉県上尾市の「アイス屋」の画像です。 「サンタルチア」という名前で、10:00から18:00までやっています。水曜日が定休です。 場所は、国道17号線、上尾市内に入り「久保」信号のところにある「上尾市場(埼玉県食品流通セン…

魂の美と幸い(田島正樹著)

哲学についての各種エセーの書かれた著作。1998年初版で、私のところへはまたしても「古本屋」経由で手に入る。わき道にそれるが、古本になっても読める本と読めない本というのは厳然として存在していて、特に「旬」が過ぎると読めないのが「ビジネス書」関…

太田駅へ行く(番外編)

太田駅へ歩いていく途中で撮った(純個人的に)不思議なものを集めました。 その,呂箸△襦峇波腸阿気鵝廚隆波弔任后 最初は気づかなかったのですが「待てよ・・・」と思って良く見ると笑えました。 早速、撮影しようとしましたが、「店主」と思しき人物が外に居…

太田駅へ行く(10月28日の歩き)

ある時夢を見た。「太田駅」まで歩く夢だ、帰りは東武伊勢崎線に乗って帰ったのだが、何時発だったのかが判らない、それが、気になってしょうがない。折角だから、やってみた・・・ という、「前フリ」を考えたのですが、わざとらしいのでやめました。本当は、…

アジアの歩き方(鶴見良行著)

「歩き方」という書名が気になったので古本で購入した。 初版刊行年を見ると1986年とある。 20年前の著作になる。 当時の東南アジアと日本などの先進国との関わりを著した本だ。 この著者の鶴見さんは残念な事に1994年に亡くなっている。 さて、この本の冒頭…

キリストの勝利(塩野七生著)

「ローマ人の物語」の14巻目、これで、このシリーズの既刊のものは読み終わることになる。あとは、今年刊行されるであろう15巻目を心待ちにするというわけだが・・・どうも気持ちは落着かない。 最初は、怖いもの見たさで「ローマ帝国の拡大」そして「滅亡への…

Martin O-18(1959製)

自分の手持ちのギターを少しづつ紹介します。 今回のギターは、Martinの「O-18」という小さいサイズのギターです。 シリアルは、167675番で調べると1959年製作のものだと思います。 画像を見ても判るように、外観上の程度は悪かったので、意外に安価に入手で…

不思議なオブジェ?

不良中年さんのリクエストにお応えします。 一昨日の歩きの最中にとある会社の敷地内に立っていました。 「マネキン」か何かを結集させて「銀色」に塗ったような感じですが・・・・? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というわけです。 いろいろ想像してみてください。

館林駅に行く(10月21日の歩き)

あちこち歩き回ると「どこに行くか」は意外と難問です。 (發い討い觝巴罎房分が飽きないこと。 妥当な距離感であること。 M召蝓屬金」を使わなくても良いこと・・・等々。 実は「今回どこに行こうか」は、当日の夜まで決められませんでした。 「じゃ、地図広…

Guy Van DuserのCD-R

昨日、久しぶりに渋谷の「TowerRecords」に(たまたま)行ったら、ありました。 私の、一番好きなギタリスト「Guy Van Duser」の「CD-R(CDではない)」が2枚。 早速購入しました。 一枚目は「Staying on the Atkins Diet with Guy Van Duser」で、2枚目は「…

あしたの発想学(岡野雅行著)

岡野工業株式会社の社長、普通の発想では作れないようなものを作る人として名前を聞いたことのある人も多いはずだ。 本物の職人のよる、とてもためになる教訓(金言)集、言葉は易しく書いてあるが実行は難しい。 そして、今の風潮とはある意味正反対の行き…

最後の努力(塩野七生著)

「ローマ人の物語」の第13巻目、物語も佳境に入ってきた感じがする。 明らかな「結果(事実)」としての「滅亡」と、その「原因」としての「事件」は、当然の事ながら別時点で発生している。 簡単に言えば「因果」によって引き起こされるという事になる。 そ…

100万歩

10月15日に、現在のウォークラリーで集計している歩数が100万歩を越えた(9月1日から累計)。 11月30日までで、100万歩の目標設定だから、その倍のペースで歩いていることになる。 具体的には、平均一日2万歩強歩かないといけない事になる。 これは、意外と…

近くの書店が閉店した

随分お世話になった新井薬師駅近くの書店が閉店していた。 店主がかなり高齢に見えたので、その為かとも思う。 しかし、書店が減るのは寂しいものだ・・・

迷走する帝国(塩野七生著)

ローマ人の物語の単行本での12巻目(文庫版はまだリリースされていない) 前巻で「ローマ帝国」の衰退の端緒を見たが、本作では、丁度紀元3世紀の前中期までの混迷した時期について書き記されている。 ここでは、いかに「安全」が国家に必要かを理解すること…

10月14日の歩き

今日は、誰でも一度は考える「山手線」一周の歩きをしました。 多分、今回で通算「3回目」位になるかと思います。 さて、まずは自宅から最寄の「池袋駅」まで歩きます。電車代も「もったいない」ですので・・・? (1)池袋駅(西口) 9時58分 普段より遅めのス…

10月9日の歩き

本日は秩父の札所を回った。 コースとは距離を記す。 少し古いガイドだが・・・ 30番「法雲寺」~31番「観音院」 18km 31番「観音院」~32番「法性寺」 10.3km 32番「法性寺」~33番「菊水寺」(車)11km(歩)7km 33番「菊水寺」~34番「水潜寺」(車)15.6km…

終わりの始まり(塩野七生著)

「ローマ人の物語」の単行本の第11巻目にあたる。 10巻目までは、経済的な理由で「文庫本」で読んでいたがあと2,3年待って全部を刊行されるのを待つつもりは無い。 私が本当に歴史に興味を持ち始めたのは「総裁選挙」だった。 小泉元首相は何故「靖国参拝」…

10月7日の歩き(環五を歩く)

今まで「環八」「環七」と歩いてきました。 そうすると、次は「環六」ですね・・・? ・・・いや待てよ!! 「環六」は「山手通り」と言われ「天王洲アイル」から「仲宿交差点(国道17号線と出会う)」 までのコースになります。 そこで、地図を見るとわかるのですが…

ローマ建国史 第一巻(リヴィウス著)

プルタルコスの資料を探している時遭遇しました。 私訳だそうですが、面白かったので一気読みしました。 ちょうど、「ローマ人の物語」の第一巻(文庫本では1,2巻)「ローマは一日にしてならず」と対比させて見ると面白いと思います。 http://www.geocities.…

似て非なる友について他三篇(プルタルコス著)

これは「岩波文庫版」の表題で、本作ではプルタルコスの「倫理論集」から、表題作の他「健康のしるべ」「怒らないことについて」「爽快な気分について」と4作品が収められている。 この手の本は「窮屈」で「面白くない」という先入観を持っていたが、意外と…

大衆の反逆(オルテガ・イ・ガセット著)

なんで今頃「オルテガ」なのかという方もいらっしゃるでしょう? でも、この読書欄を観察すると「ローマ人の物語」から始まっていることから、後半の「世界を支配しているのは誰か」でローマ帝国に関する記述があるからという事になります。 しかし、もっと…

ヒンドゥー教史(中村元著)

世界宗教史叢書(山川出版社)のうちの一冊、古本屋に「ポッ」とあった。 中村元さんの著作や「東洋思想」には興味があったのだが、「そこまで踏み込むか」と躊躇しながら「ここで読まないと2度目はないなぁ」と思って買う。 インドと言うと私などは「仏教」…

鹿浜虫切り

9月30日は「環七」を歩いていました。 ちょうど「鹿浜橋」を渡って足立区に入る時に見つけた看板がこの画像です。 (橋の上から撮ったので、左側1/3程度が「欄干」で切れています) 調べてみると、 「鹿浜虫切り 小宮鍼灸院 かんの虫と言う言葉をご存知です…

人びとのかたち(塩野七生著)

最近、塩野さんの著作ばかり読んでいる、それは「ローマ人の物語」を、たまたま読み始めてからだ。 実は、当初、塩野さんは「男性」だと思っていた(失礼しました)。 それは、その文体が非常に「きびきび」していて余り余計な装飾が無い事による。 その後、…