110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

北朝鮮問題について

現在の衆議院選挙がはじまり、北朝鮮の問題がひとつの政治的焦点になっている、安部さんは北朝鮮問題を解決できるのは、与党であり自分だという演説を行っている。 これ以下のことは一つの参考にしかならないであろう、また、遡って咎めてもどうなるものでも…

正しいパンツのたたみ方(南野忠晴著)

本書は岩波ジュニア新書のうちの一冊。 子供向けとか変なプライドは一時期あったが今はない、「道は生きている」「川は生きている」「森は生きている」の富山和子シリーズ(講談社、青い鳥文庫)などは子供向きに書いてあるが大人も読めるし、目から鱗の話で…

今度の衆議院選は

大変失礼な話だが、現与党が敗北すると面白いと思う。 ただし、私は、自民、公明、民進、希望のいずれにも投票しないと思うけれども・・・ 現在の状況下で、消去法を利用していくと、安部さん続投という回答しか出ないと思う。 しかし、それは今現在の話であり…

愛と暴力の戦後とその後(赤坂真理著)

本書は講談社現代新書版。 まえがきに「これは、研究者ではない一人のごく普通の日本人が、自国の近現代史をしろうともがいた一つの記録である。」とある。 まぁ、ほとんどの日本人はその「近代史」を探ろうともしないので、その面では良い意味の啓蒙書だ。 …

皆さんも既にお気づきの・・・

微妙に矛盾しているところが、面白いね。 見方によると、小池さんが公明党を追いかけているようにも見えるしね(実質はないだろうけどね)。 <公明>「裏切られた」小池氏の新党代表就任に反発 毎日新聞9/25(月) 23:25配信 →25日公明党の東村邦浩幹事長の発…

デンダラ(佐藤友哉著)

本書は新潮文庫版で読む。 大塚英志の本でこの著者を知ってとりあえず一冊読むことにした。 それは随分前のことだが、たまたま、本の山(海か?)の中から読みかけが出てきたので残りを読んで見た。 話としては面白かったが、キャラクターや世界観の設定がな…

金正恩の声明

翻訳の問題なのかわからなのだが、金正恩の声明「我が国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、我々も史上最高の超強硬な対応措置を断行することを慎重に検討する」とあるうちの、「慎重に」という一語が異彩を放っているように思うのだが? 北…

備忘録(高齢世帯4分の1が貧困)

高齢世帯4分の1が貧困 「生活保護未満」独居女性は2人に1人 立命館大教授分析 9/15(金) 9:47配信 西日本新聞 65歳以上の高齢者がいる世帯の貧困率は2016年時点で27・0%-。厚生労働省の国民生活基礎調査を基にした立命館大の唐鎌直義教授(経済学)の独自分…

北朝鮮の核保有

お昼のTVで世界の核保有の歴史をやっていて、見た方も多いだろうが、結論的には北朝鮮の核兵器開発については、歴史を追って見ると、特に狂気でもなんでもない事に気づかされるのだ。 例えば、NPTで当時の核保有5カ国以外は核保有をしないことにしましょうと…

脱日本語

まずはお読みいただこう。 今年1月、大阪市旭区で同居していた女性の頭を蹴って死亡させたとする傷害致死の罪に問われていた男に対し、大阪地裁は懲役5年の判決を言い渡しました。 判決によりますと大阪市旭区の無職、森野一人被告(53)は今年1月、自…

この書物を愛する人たちに

愛と死の伝承(諏訪春雄著)角川選書・・・昭和43年版刊行のものを読んだ。 この本自体を紹介するつもりはなかったが、この本の終わりの方に「この書物を愛する人たちに」を表題とする一文があった。 既に、読書する人も減り、この内容にも全く動揺しない人が多…

どうなんだろう

日本が第二次世界大戦に参戦したのは、どういう経緯だったのだろうか? いろいろ、本などを読んでもいまひとつ理解できないところがある。 なんとなく、戦争に巻き込まれたみたいな見方もある。 国際会議を利用してある国を糾弾して追い込む形になったときに…

普通の記事を読んで単純に泣く

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000086-spnannex-spo 泣けた。

榎本武揚(安部公房著)

本書は中央公論社1960年初版のもの、私のは1973年第14版であった。 AMAZONでコメントを見るとこの著者にしては珍しい歴史小説と捉えた方が多いようだ。 しかし、どの本だったか忘れたが最近読んだ本の中で、これが戦後の「転向」について書かれたものという…

イスラーム哲学の原像(井筒俊彦著)

本書は、岩波新書1980年が初版のもの、私は、2013年アンコール復刊されたものを読む。 以前、価値がわからないままこの著者の本を結構読んでいた。 読みやすい本が多かったからだと思うが、ある面、イスラームということをなめていたところも正直言うとあっ…

サウジ戦は完敗

以前、サウジの方が勝てそうだとか書いたけれども、実際、今日の試合は完敗だったね。 最初は、日本の方が押していたように見えたけれども、結局得点できなかった。 サウジは、相当やりにくかっただろうけれども、少ないチャンスをものにした。 その差は大き…

私だけの違和感かな

テレビを見ているときのこと、石原裕次郎記念館の閉館に伴って、石原裕次郎、まき子夫婦の馴れ初めの紹介があった。 その中で(今では稀有なことだろうが)文通をしていたということで、その時の便箋に書かれた文章が映し出されて、ナレーターがその一部を読…

日野皓正の往復ビンタ問題

世間に疎いのでこんな問題があったのを知っていろいろ調べて見た。 いわゆる、体罰問題らしいね。 さて、これはどうなのかな? プラトンの本の中で、確か善についての対話で、ソクラテスが「物を盗むのは悪いことだよね」に対して「そのとおり」だと答えたの…

勝った

見事にオーストラリアに勝ってW杯出場を決めてしまった。 昨日、オーストラリアよりもサウジで勝てば良い、みたいな弱気な見解を示した私は、懺悔しないといけない。 それにしても、見事でした。 これは共通した評価だけれども、ディフェンスが良かったね。 …