110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

今度の衆議院選は

 大変失礼な話だが、現与党が敗北すると面白いと思う。

 ただし、私は、自民、公明、民進、希望のいずれにも投票しないと思うけれども・・・
 現在の状況下で、消去法を利用していくと、安部さん続投という回答しか出ないと思う。
 しかし、それは今現在の話であり、この選挙の目的の一つが、弱体化野党を更に格付け決定することだとすれば、民進党のなりふり構わない行動がなんとなく理解できる。
 過去、自民党から政権を奪った野党や野党連合はあるが、それぞれが比較的短命に終わっている。
 それは多分長年月を掛けて官僚と自民党の間に培われた「(ある)モノ」を崩せないことではないかと思うのだ。
 だから、もし仮に野党連合が政権をとっても上手く機能する可能性は低いし、短命になる可能性は高い。
 それなら、何故、それに期待するのかというと、その審判を下すと可能性があるのは、投票すらしない潜在的な若年層にあると思うからだ。
 まだ、この先に機会は来ると思うが、たとえば、10年後にこのような状況になったとして、その2027年の状況を想像できるだろうか?
 たぶん、このまま世の中は推移すると思うし、その時には、対立できる野党勢力はどうなるのだろう?

 もとより、旧民主=民進党は胡散臭いし、小池さんも、政治手腕よりもマスコミ誘導の方が格段に上手そうだ。
 自民党も、党が大きいためか、党員の質が悪いし、幹部クラスでも暴言とも言える発言が飛び交っていたりする。
 だから、ある意味私として悲しいことには、今上げた政党の中では、公明党が一番まともな党に見えてしまうのだ。
 今の人には偏見は少ないだろうし、政教分離を表明しているのだが、やはり、色眼鏡で見てしまうのだ。
 そういう、現在の政党って、突きつまるところどうなんだろう、と自問してしまった。
 
 だから、自分は本当に無責任な立場で、多分、ひとつの画期にと思う、この選挙に期待するのだ。
 しかし、波風立たずに「やっぱりね」で、終わる可能性も十分ある。

 でも、この選挙は「分岐点」だと思う、政策とかそういうことではなくてね。