日本スリーデーマーチ（その１）

　日本スリーデーマーチを知ったのは、これがきっかけです。
　

　これは、昨年11月4日に、寄居駅まで歩いた途中で見つけた看板です、その後、調べてみると、今回のイベントを開催していると言うことが分かりました。

　そんなことで、今回（初）参加することになりました、当初、3日開催で、全て50kmを歩くことは（体力的）に無いだろうと思っていましたが、実施要項を見ると『50km』とあります。
　これは、申込の時に悩みました、実際、50km歩く時の疲労については、自分で良く知っています。
　「2日はいける、しかし、3日はどうか？」
　「コースはどうなのだろうか、厳しいコースではないのか？」
　などと、妄想が膨らみます。　
　まぁ、ただ、30kmで申し込むのは、余りにも簡単なので、（必然的に）50kmとなりました。
　ただ、ここ数年は、歩き初めてからのリタイアは無かったのですが、今回については、リタイアを覚悟しました。

　さて、次の課題は『早起き』でした、東長崎駅から4時46分の西武線で池袋に行き、5時5分の東武東上線小川町行き各停電車を利用すると、東松山駅着は6時11分、そこから中央会場（松一小学校）まで、少し歩くので、どうしても会場到着は6時20分以降になります、たぶん歩き初めは「6時30分」以降でしょう。
　その時間に、単純に「50km」歩くには「時速5km」で「10時間」掛かると足し算すると、到着予想時刻は「16時30分」となります。
　ゲートの終了時間は「17時」ですので「30分」しか余裕はありません。
　こりゃ、まいった、距離は良いけれども、時間が無い。
　ということで、先月の歩きは、絶対的な距離は分からないので、歩数で「7万歩（75cm×7万=52.5km）」を、どの程度の時間で歩いたかをチェックしてきましたが・・・「ぎりぎり」なんですねこれが。
　
　以上のように、実際に始まるまでは、凄く不安でした。

　そして、実際に会場に行って、3日間の50kmコースの実際の距離を見たときに、それが、初日・2日目が47kmで、最終日が46kmであるのを見たときに、正直ほっとしました。
　これなら、時間的には問題ありません。
　あとは、足に問題を残さずに、3日間歩けるかどうかです。

　初日は、実は、本大会の様々な決めごとを知らずに歩いていました。
　例えば、大会参加のゼッケンを付けることとか、コースが書いてある地図も全然見ませんでした。
　でも、たくさんの人が歩いているので、ついていくだけで良かったのですよ。

　まず、初日のスタート地点です（緊張なのかブレています）。
　6時30分頃スタートしました。
　

　あとで地図でコースを確認すると、初日の50kmコース（実際は47km）は、東松山市から、熊谷市、深谷市、小川町、嵐山町と巡るとても素敵なコースでした。
　しかし、厳しい現実もありました、それは、後ろからどんどん抜かれるのですよ。
　いやー、50kmを歩くような人々は、さすがにそれなりのスピードです。
　しかし、初日から無理するわけにはいきません、おとなしく抜かれて、足を温存します。

　熊谷市文殊寺（11km地点、8時22分）
　