110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

第31回日本スリーデーマーチ(の反省)

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 今年も、埼玉県東松山市で開催された第31回日本スリーデーマーチに参加しました。
 (11月1日~11月3日)
 昨年参加したときは、毎日の様に記事を更新したのですが、今年は少し異なります。
 それは、自分の慢心から出たことなのです。

 普段から、歩けなくなる要因は「マメ」と「靴擦れ」などの怪我の方が、体力が消耗して歩けなくなるより、可能性が高いことは十分承知していました。
 もうずいぶん長いこと歩き続けたので「よもや」そんなことは起こらないと、たかをくくっていたのでした。
 しかし、初日の50kmコースの半分も歩かないうちに、マメが出来てしまいました。
 当日は、何の対策も練っていませんので、そんまま歩くしかありませでした。
 ゴールに着いた時には、かなり右足のマメ(状態)が悪くなっていました。

 今までの経験ですと、酷いマメを作ると、翌日は歩けないというのが通例でした。
 Webで検索してみても、大体同じような事が書いてありました(まずは、マメを作らないように歩くことが肝心ということです・・・ごもっとも)。
 しかも、明日、明後日も50kmコースにエントリーです。
 距離変更はできることになっていますが、30km、20km、10km、5kmどのコースにするにも、まずは、歩けないことにはどうにもなりません。

 ということで、初日は半ば放心状態で、帰ろうとしたところ、「R×L socks」というのを発見しました、何か、左右別々に編んであるソックスで、なかなか衝撃吸収性も良さそうです、さらに「規格外品」ということで安かったのが、更に魅力でしたが、まず、何気なくこれを買いました。
 しかし、ソックスは良くなってもマメは直りません。
 帰りがけに、薬局によって、とりあえずの処置をしなければならないので、バンドエイドを探しているところに「クイックパッド」という、妙に高価な絆創膏がありました。
 これは、阿蘇製薬蝓http://www.aso-pharm.co.jp/)というところで販売しているものです(ただし、製造業者はユーロメドという米国の会社です)。
 
 どうも、この「クイックパッド」が、今回の初日降板(リタイア)から救ってくれたようです。
 それは、この絆創膏がちょうど、皮膚の代わりをしてくれるような働きをしてくれたのです(普通は、足の裏に絆創膏を張っても、その過激な摩擦で剥がれてしまうのですが、本品の粘着力は半端ではなく、一日、約50km歩いても剥がれないのです)。

 今から思うと偶然が重なったのでしょう、この組み合わせがなければ、多分、翌日は歩けなかったことでしょう(本当に調べれば調べるほど、重症のマメができると歩けないと書いてある)。

 そんなわけで、足に爆弾を抱えながらも、3日間歩き切ることができました。

 今回は、そういうわけで、失敗ウォークだと言えそうです。
 本当に「慢心」はいけませんね。

 画像は、面白くもないものですが、3日目のゴールの直前です。
 私にとっては、とても重要な光景でした。

 ※今回は本質的に「ダメ歩き」ですが、たとえ「ひどいマメ」ができても、きちんと歩くことができる方法を発見したことは良かったです。