110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

10月に読んだその他の本

 10月に読んだその他本を紹介します。
 今月は、少しマニアックなので、簡単にします。

 (1)「甘え」の構造 土居健郎著 ベストセラー本ですね。
 (2)<身>の構造 市川浩著 市川氏の身体論系は欠かせません。
 (3)イスラムの読み方 山本七平加瀬英明著 
 (4)ハイデッガー解釈 荒岱介著 ハイデッガーの思想はナチズムに肯定的であるとする立場であり、様々な見方ができるものだと思った。
 (5)ハレー彗星の科学 的川泰宣著 古本の入った段ボールを整理していたときに出てきた本、1980年代にハレー彗星が接近したときに合わせて出版されたものでした。
 (6)日本人とは何か 加藤周一著 
 (7)ソロモンの指輪 コンラート・ローレンツ著 こんなに面白い本を読んでいなかったんですよ。
 (8)哲学と反哲学 木田元著 木田氏の本は思わず読んでしまう、身体論なら、メルロ・ポンティの著作に降れないといけないなぁと思った。
 (9)哲学する心 梅原猛著 リサイクル書籍でもらってきてしまった。
 (10)精神病的葛藤と現実 イーディス・ジェイコブソン著 精神病者が自分の精神の平衡を保つために他社を利用するという症例について少し興味があった。
 (11)悪魔との対話 L・コワコフスキ著 キリスト教の思想ついては、まだ思想的な影響が残っているように思う。
 (12)仏教の思想4 認識と超越<唯識> 服部正明・上山春平著 「唯識」など仏教思想(哲学)については、少しづつ見識を広げていきたいと思います。