110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

県民投票の結果

沖縄県民投票「反対」が40万票超え 全体の7割超え デニー知事の得票を上回る
2/24(日) 23:10配信 沖縄タイムス
 24日に実施された沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票で、埋め立てに「反対」の得票が40万票を上回り、投票総数の7割を超えた。昨年9月の県知事選で、玉城デニー知事が獲得した約39万6千票も上回り、新基地建設反対の民意がより明確に示された。
 県民投票条例では、三つの選択肢のいずれか多い方が投票資格者総数の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならず、結果を首相や米大統領に通知すると明記。投票資格者総数は115万3591人で、その4分の1(28万8397人)を超えている。
 最終投票率は52・48%となった。60万5394人(男性28万1203人、女性32万4191人)が投票した。そのうち一部地域を除き15~23日まで実施された期日前投票では、23万7447人が票を投じた。

 まずは結果を備忘録として残そう。
 まぁ、最後は「日本国」が押し切ることになるだろう、しかし、今までの事象と違い、ある時点(2019/2/24)では政府の決定に対して住民投票の意向は「反対」であったという事実がついて回るということだね。
 基本的に権力の履行を隠そうとしてきたわが国も今件は公然と押し切る形になるだろうね。

 別に、以下はたいしたことではないけれども、ちょっとつぶやくと…
 韓国の問題もこの沖縄の問題も(憲法改正の問題も)共通するのは歴史的な問題だと思えること、そう、あの戦争から相当の時間が経ったので日本人(日本国)としては忘れ去りたいし、もういい加減いいだろうと思っている節(政府筋)もあるのだが、こういう恨み事みたいなのを被害者は一生忘れないという簡単な事実を見逃しているような気がする。
 そうそう、米朝会談があるが、北朝鮮もこの歴史的問題には一枚加わりたいと思っているのではないかな(そして中国は常連)。

 杞憂であれば良いけれどね。
 相当外交(外務省)をかさ上げしないと危ないのかもしれないね。