110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

こんなマンガを見つけた。

 たまたまコンビニで見つけたのが「ふでかげ(原作:川原正敏、漫画:飛永宏之、講談社)」で、現行3冊をいっきに読む(漫画だし)。

 主人公の少年が、高校のサッカー部の指導法が肌に合わないので見切りをつけ、クラブチームで天皇杯の決勝戦が行われる国立競技場を目指すという、まぁ、奇想天外な筋書きである。
 が、漫画らしくて良い、私の贔屓の曽田正人と似ている「昴~Moon」なんてすごかったし。

 ただし、すこし気になったのは、この主人公はブラジル帰りなのだが、現在のサッカーはスペインなどの組織力・哲学サッカーなので、個人技でのしあがるというのは、ちと苦しいと思う。
 だから、必殺技(これを使う漫画って、総じて形而上ってことを無意識に思っているのではないかしらん)を使わずに、ぎりぎりの身体能力でやって欲しいなと、いかに川原正敏でもなるべく陸奥××流は封印でお願いしたい。