110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

介護する人、される人

 最近親の生活支援をしていて思うのだが、歳をとって老人になり体が不自由になってきたから自動的に支援や介護されて当然だという考え方を、被介護者(すなわちお年より)が持っているとしたら、それは大きな間違いだと思う。
 支援者の目で見ると、自分勝手な人の支援はできない、もしできるとすればそれはビジネス、すなわち金銭を対価に契約した内容に基づくことしかできない。
 支援するということは、被支援者のできないことを補助しているわけで、その仕事が終われば速やかに支援者を開放してあげるのが基本的な考え方だと思うのだ、そう、親子、親類といえどもそれぞれ自身のの生活があるのだから。
 しかし、当初は支援者のことを考えていても、日を重ねるごとに馴れ合いになってしまうことがある、そうするとさきほどの基本的な考え方が疎かになる。
 被支援者が、支援されること(介護されること)が当たり前のように思ってしまったらそこに大きな問題が生じるはずだ、そこにはいびつな支援者=被支援者関係があるのだ(奴隷=主人のような関係ね)。
 
 まぁ、そういう意味で、今後は現在以上に介護・支援をお金で買う時代がくることだろう。
 しかし、お金の無い私はどうすれば良いのだろう?
 ね?