相手がお年寄りという事をきちんととらえられない人は気を付けよう

　ずいぶん前に道路で確か90歳くらいのお年寄りを突き飛ばしてしまった人がいて、被害者が歩行困難になってしまい家の改装費の一部負担を請求されて結構な金額の支払い命令が出たという事があった。
　私事で言えば、86歳の母親はこの4月にちょっとしたことで入院したが、それが長引いて現在リハビリ中だが、入院前にはうちの中で歩行ができたが、今後は介助が必要にになる可能性が高い、すなわち、介助者の要請や家の改修も考えなければならないかもしれない。
　この事件の被害者は75歳とのことで、まだ重篤なことになる可能性は低いと思われるが、もしこの被害者がこの障害を期に生活上に支障をきたした場合、酔ったうえであろうとこの犯人が補償をすることになる。
　人は、必ず、乳幼児、子供、青年、中年、老人と変遷し、それぞれの時代での特徴を持つ、自分は老人でないからと言って将来自分がなる状況を軽んじることはできない。
　だれに教えられなくても、それが宿命であることを意識することは必要ではないかと思う。
　私は、自分の母親を介護しているからこんなことを書くが、そうでない人には現実感がわかないと思うけれどね。
　私に影響を与えた方々が、亡くなることが増えたので感傷的なのだろうか？

　

「逃げてんじゃねえよ」男が75歳女性何度も蹴り重傷
テレビ朝日系（ANN） 7月29日(金)11時57分配信
　東京・町田市で、散歩をしていた75歳の女性にいきなり暴行を加え、肋骨（ろっこつ）を折るなどの重傷を負わせたとして、自称・美容師の35歳の男が逮捕されました。
　熊坂圭人容疑者は25日午前4時ごろ、町田市中町の路上で、散歩をしていた女性を突き飛ばして転倒させ、胸を何度も蹴って肋骨4本を折るなどの重傷を負わせた疑いが持たれています。警視庁によりますと、女性は後ろを歩いていた熊坂容疑者につけられているように感じ、Uターンして立ち去ろうとしました。それに腹を立てた熊坂容疑者が「逃げてんじゃねえよ」と言って暴行を加えたということです。取り調べに対し、「自分の方を見て逃げるように歩いているのを見て頭にきた」と供述し、容疑を認めています。また、事件前に友人らと酒を飲んだとも話していて、警視庁が当時の状況を調べています。