110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

日本は電子書籍先進国?

 『Kindle読み放題"急変"、裏にあった「想定外」』という記事が出ていた(2重括弧内が表題)、amazonが読み放題のサービスをしたら、日本のある事情のせいで採算が合わなくなり、いわゆる赤字候補の本を対称から外したということらしい。
 その要因がわが国では「雑誌とコミックが強い」ことだという。
 amazonが見逃した問題点とは、雑誌やコミックはページ消費が早いということだ。
 確かに、小説などの活字本と比べれば早いよね、10倍くらい(もっと?)早いかもしれないね。
 また一方、この記事でわが国は「電子書籍先進国」だということを指摘している。
 確かに、図版が多くて、すぐに消費されてしまう「雑誌、コミック」を大量発行しているのならばその通りであろう。
 しかし、ちょっと引っかかることもある。
 「雑誌、コミック」の大量消費で「電子書籍先進国」、はそれはそれで良いのだが、普通の活字本は読んでいるの?
 電子書籍の先進性と直接関係ないけれども、どうなの?
 メディアの利用では先進、その(読書)内容は、おそまつということでは、心許なくないか?
 日本人は勤勉なんてフレーズは私も既に諦めていることだが、多少は見栄をはってもよいのではないか?