110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

やっと帰ってくる

 今年4月に入院となった母親がやっと帰ってくる。
 かかりつけの病院に行ったら即入院、その後の検査の結果、他の病院へ転院、そして、手術。
 その後、リハビリの目的で老健へ転所して現在に至っている。

 ただし、入院前の状態と全く同じにはならないので、帰宅にあたっては何かと対応しなくてはならない。
 ・室内での車椅子の利用とそれに伴うトイレ周りの改装
 ・母親の行動範囲について段差をなくすこと
 ・足腰が前よりも不安になっているので、そのリカバリのためにポータブルトイレの用意など

 でも、とりあえず帰ってこれる見通しがたったので良かった。
 確かに、施設に入れれば、介護者は楽にはなる、しかも母親といえども他人事といえばそうなのだけれども、もう少し、介助があれば自立して生活できるのではないかと穿ってしまうのだ。
 まぁ、私も本当に手がかかってしまいどうしようもなくなったら施設に預けるつもりなので、施設に入れて済ますという考え方を否定はしない。
 たぶん、私の変なこだわりなのだろうね、ほんの少しでも自分の家で生活できる時間が長ければ良いのではないかと思い込んでいるのだ。
 ちなみに、今回の施設利用で得るところもあったので、今後は、自宅と施設をうまく利用していきたいと思う。
 そう、行ったり来たりさせるつもりなのだ。