110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

豊田真由子問題

 その特異性から一歩的に盛り上がっている、民主主義の世界では、政治家としては一番やってはいけないミスを犯したわけだから本人としては無念という結果となるだろう。

 ただし、彼女の履歴を見ると、今回の凶暴性は見逃せないが、凄く有能で将来活躍できる場があったのかもしれないなと、ふと思った。

 もとより、日本の政治家に人材がこのところ輩出しない以上、有能な政治家を育てていかなければならないのだが、こういうスキャンダルで消えるというのも、本人がやってしまったこととは言え、釈然としないところもあることを記しておこうかと思う。
 たぶん、日本の人の9割9分(以上)の人がこれを読むと不快だろうけれどもね。

 政治(家)の世界は、私はトンと不案内だが、軽く考えても相当理不尽なはずだ、そこに関与する秘書もそういう世界に片足ぐらいはつっこむことになろう。
  そういう見方の上で、今回、切り出された事象はまごうことなき犯罪なのだが、そこに至るこの秘書としてのスキルとしては本来いかがなものだったのだろうか?

 そして、スキャンダルで政治家を排除し続けた暁にはわが国はどうなるのか、という長期的な不安も提唱するべきであろう。