110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

歩きスマホ対策

 歩きスマホする人は本当に嫌いなんだけれども、ふと思うと、歩行者の対人(対物)保険の市場が出来そうだ。
 法律禁止して罰金という方向性もあるが、それよりも事故時の保障のために歩きスマホする人は自動車のように強制加入するという方法はどうだろうか?
 どう見分けるかは難しいので申告制かな、無申告で歩きスマホの場合は事件を起こすと「重過失」とみなすとか。
 そうすれば、例えば、過失でお年寄りを転ばせて骨折させた時の入院保障などの費用に充当できるだろう。
 歩きスマホは様々な年齢層で見受けられるが、中年は自己責任がある程度は取れるとして、未成年や若年者の不注意に巻き込まれた時に、収入の無い彼らが責任を果たせないことへの安全弁となりえるだろう。
 当初は、月額金額が安いのだが、累犯すると、自動車並み(以上)に高額になるとかね(月額5000円とかね)。
 多分、免許制度は諸事情からして難しそうなので、民間の保険を利用して調整するという方法になる。

 以前にも書いたが、歩きスマホが普及していなかった時だが、不注意で若い人がお年よりを転ばせてしまう事件があった。
 そのお年寄りが歩行困難になってしまったので、自宅をバリアフリーに改築した費用の一部を負担する民事裁判を起こして勝訴した。
 加害者は3割程度の負担だったので、非常に理性的なお宅だったに思う。
 しかし、それでも改装費用は2000万円ほどだということだった。
 加害者はその費用を支払ったかどうかはその後フォローしていないのだが、推定700万円を若い人が支払うのは難しいかもしれないね。
 また、その為に加害者が、責任を果たさずに行方不明でもなったら目も当てられない。

 だから、今、取り組んどくべきだろう。
 使用禁止では現在の日本人には利かない。