110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

誰も良い評価をしていないけれども

 私は前原さんを評価しますよ。
 
 最近、勝った、負けたでその人を評価する風潮があるように思うのだけれども、それは必ずしも妥当でないことは、先の都議選と今回の衆議院選の関係で、(わが)東京都民が実証したところですよね。
 だから、先回も書いたけれども、選ぶ方が荒れている現状は政権を握ったからといって善政ができるとは限らないわけです。
 反対に、ポピュリズムに迎合する余り現世謳歌のような短期的な措置が増えるのではないかと危惧するわけですが、まぁ、それも民主主義というヤツの醍醐味でもあるわけですよね。

 ところで、前原さんですが、とあるTVで簡単に総括されていましたが、与野党の勢力バランスをなるべく均衡しないと危険だと思ったのではないでしょうか、これは長期的(中期的かな)な観点でしょうけれども。
 ただ、小池さんも、枝野さんも、そこには賛同できなかった(読みきれなかったのかな)。
 まぁ、前原さんを格下に見たのかもしれませんけれども・・・。
 
 Y!で前原さん関連のコメント見るとそりゃひどいものですけれども、私は、日本国民の見る目が衰えたのだと思いますよ。
 特に、長い目で見たときにね。
 浮動票が多いということは、それだけ短期の読みしか出来ないということなんでしょうけれども、現在の日本の状況はそんな見方で良いのでしょうか、なんて思います。

 フランス革命では猫も杓子も革命で浮かれたので、まぁ、事が起きた後は大変でしたが、我が国は事が起きることもないのですよ。
 平和な国です。


 暴論だと思われるでしょうが、幸福実現等の大きな公約のうち「消費税5%」は、もしかすると面白いと思いましたよ、もう一つは全然受け入れられなかったですけれども、ただし消費税下げる案は、今のお役所連中の頭の中のどこにも無いでしょうけどね。