110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

フラットマンドリン

 最近、昔買ったバンジョーを再び弾きはじめたり、何か、(無意識に)心境の変化のではないかと多少心配な状態なんだけれども、更に、輪をかけた様に、安価なフラットマンドリンを買ってしまった。

 先ほど到着して、少し触って居る。
 今は、少し前に入手した、(古典的な)マンドリンの教本を使って、初歩的な練習をしている。
 そのうち、ブルーグラス関係のフラマンの教本も手配したので、そちらへも手を広げるのだろうけれども・・・

 まぁ、安物のマンドリンは、まぁ安物で音はこんなものなんだけれども(お聞かせはできないけどね)、結構びっくりしたのは、いまやっている教本の方。

 ギターでは「エコノミーピッキング」と言われて最近では当たり前になった技術が、この1986年のまえがきのある教本では「クーレ奏法」として、ごくごく当たり前のこととして解説されている。
 さすがに、古くからあるということ(伝統)は伊達じゃないね。

 また、このマンドリンはヴァイオリンと同じチューニングということで、そのヴァイオリンという奴の教則本などギターで弾くと凄く大変なんだけれども、いかに古典的な楽器が弾き難いかが、こんなところから推し量れるのだ。
 でも、クラシックの演奏家なんて全く関係ないように弾くのだけれどもね。
 きちんとした、メソッドとトレーニングがいかに大事かがわかるね。