110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

何か変だね

 政治の方では、財務省防衛省の不祥事で盛り上がっていようだが、こんなことでは、肝心の政治の方はできないよね。

 少なくとも、今年の上半期の大事件は米朝首脳会談を中心にした北東アジアの情勢だと思うけれども、今回、外務省に追及は及ばずとも、現在も表面的には日本の存在感が薄い上に、各国からも「日本は内政が大変そうだからいいよ」みたいな感じになりそうだね。
 かなり前に、日本製品ガラパゴス化なんていうのが問題になったけれども、今度は、日本人のガラパゴス化みたいな比喩が出てきそうだね。
 日本人の私からみても、何て公(おおやけ)の時間(国会とか)を使って、(本人は大真面目で)漫才をしているのかがわからない。
 野党側も「あまりに馬鹿らしいのでもう追及を(例えば3か月)やめますので、国政を正常化してください」なんて対応ができたら、次回は、現野党との連立政権になるだろうね。

 若い人にはすでに分かっていることなんだろうけれども、僕ら(50歳半ば)の世代から上のあたりの、現役の(役職的に)キーマンが老化現象を起こしているような感じだね。
 (それにしても、政教分離という建前でも、僕は投票しない「公明党」が、与党陣営としては、まっとうに見えてくるのはどういうわけなんだろうね)

 スポーツの世界もひどいね。
 レスリング、すもう、そして、今度のサッカーでのハリルの解任(実はこれが本題)。

 レスリングやすもうについては見識はないので何も言えないけれども、今回のサッカー協会の行った解任劇はなんだろうね。
 別に、ハリルが好きなわけでもないけれどもね、余りにひどいよね。
 人種差別だとか言われても答えようがないよね。

 たぶん、W杯で、悲惨な結果になった時の自己保身(責任のがれ)をしたいんだろうね。
 でも、このタイミングでの解任ならば、結果が出る前に、会長クラスの誰かさんも責任取って辞めたほうが良いね。
 この監督を選んだ責任も当然あるのだからね。
 後出しではなく、先に「不徳の致すところ」と言ってね。


 やっぱり変だよ、日本の世の中が。