110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

電話がうまくできない人

 当ブログは訪問する方も少ないので、こんなことも書けてしまうけれども、結構身につまされることだ。

 今日は、ディサービスの日、事前に迎車の時間が連絡されているので準備しているのだが、待てど暮らせど一向に来ない。
 
 1時間ほども経った頃に電話が掛かってきたら、私の歳の感覚では、電話の会話が全然できていない。

 まず、遅れたことを謝るだろう。
 まぁ、このディとも長い付き合いだから良いとしよう。
 しかし、今度は、送迎車のリフトが塞がっているがそれでも良いかとダメ押しのされた。
 「家はいつも車いすなんですよね」
 と回答したら、事務所に戻るのであと10分待てとのこと…(絶句)

 ほどなくして、来ると、見た目が若い人がいる、彼がその主だ。

 一緒に回っている、ドライバーの年配の人が(当然彼はパートで正規社員ではない)、「今日は、もう一人の運転手が休んで…」と言ったので、初めて、事情が分かった。

 「大変ですねぇ」などと、結構不満がありながらも、話しつつ、ドライバーさんにあたってもしょうがないんで、とりあえず、粛々と乗車の手伝いをしたりする。
 その間、電話の主とも少し会話をすると、まだ、こちらにきて3日(入社したからか?)ということで、まぁ、多分顔はひきつっていたかもしれないけれども「頑張ってください」みたいに声をかけたと思う。

 最近、特に若手の人手不足なんて話も、コンビニのアルバイトで若手を見なくなったりしているので、了解しているつもりだし、電話のかけ方が分からない若手なんていう記事も見かけることがあるのだけれども…
 
 厳しいね。

 ちなみに、彼はこの仕事を続けられるのか心配だ、多分、次の仕事も探せば直ぐにあるだろうから猶更心配だ。

 そのうち、若い訪問セールスマン様がお言葉を発しているのだから、心して聞けみたいなことになるのかな?
 それとも、会話のをするロボット(AI)があるから、ロボットにセールスの会話は任せるようになるかもしれないね。

 人「製品説明はこのロボットがします、質問にも答えます」
 この間、ロボット相手に説明やQAをする… 
 人「じゃ、契約書に記入して、サインしてください」
 こんな状況になったら、塩まいて追い出そう、そのセールスマン。
 でも、そのうちそれが当たり前になったりしてね?

 まぁでも、最近のAIによる会話を聞くと、下手な「人間」よりは、理知的だったりするから怖いね。