110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ハリルの目指したもの

 スウェーデンのチームを見ていて、ふと、ハリルの目指したものって「これ」だったのかなと思った。
 もちろん、守備と攻撃のバランスは異なるだろうけれども…

 ハリルの言葉で「ヂュエル」というのが印象的だったけれども、一見、地味なスウェーデンの各選手が、よく見ると、頻繁にヂュエルしているのがわかる。
 この言葉の意味は、私などの素人目には、攻撃的言葉という印象を与えるが、実は、守備でも使うことができる。
 スイス戦でも押し込まれているところで、少しでも隙を見せると、ディフェンスは相手のボールを奪いに戦いに行く。

 ボールを奪い取れれば、すぐにカウンターに移れるし、ボールをキープされても、攻撃力を一時的にも低下させる効果はある。
 その方針が、チーム全体で徹底されていた。
 多分、チーム全体がそうならないと、その弱いところから綻びが生まれるのだろうね。
 そうすると、多様性よりも、統一性を目的としたのではないかというハリルの意図も少し伺えるような気がする。
 そして、このやり方は、今の日本以上にハードワークになるだろうから、体力のある若手の登用へとつながって言ったのかもしれないね。

 まぁ、今となってはわからないけれどもね…

 今回のW杯では基本に忠実なチームが強いね、ロナウドもメッシも敗れたしね?
 ネイマールはどうって?
 ブラジルは何気なく全体のバランスが凄く良いよ