110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

素人の疑問

"施工ミス"の可能性を指摘 JR新札幌駅の信号機倒壊で運輸安全委 北海道
11/14(水) 17:05配信 北海道ニュースUHB
 JR北海道千歳線で11月、信号機が線路上に倒れたトラブルで、原因は信号機を設置した際の固定が不十分だった可能性があることが分かりました。
 このトラブルは、9日、JR千歳線新札幌駅構内で信号機が倒れ線路をふさいだもので、国の運輸安全委員会重大インシデントとして調査を続けています。倒壊した信号機は、固定していた8本のボルトすべてが抜けていました。
 信号機の土台は高架にボルトで固定します。ボルトを差し込む「アンカー」と呼ばれる部品は、スカートのように広がり抜けにくくする構造ですが、倒壊した信号機のアンカーは全て広がっていませんでした。
 運輸安全委員会は、固定が不十分だったことが倒壊の原因だった可能性があるとしたうえで、施工に問題があった可能性があるとしています。
 JR北海道も、この可能性を否定せず、調査を続けています。

 コメントを見ると、施工上の問題を指摘する方が多く「そういうことなのかな」と思ったのだが、それ程ひどい施工なのに、何故40年近くも持ちこたえたのか、という疑問を持った。
 疑問の内容を別の言葉にすれば、「きちんと施工されていたら(例えば)100年は持ちこたえたのだろうか」とか「定期点検などはしなくとも良いのだろうか、それとも、点検ではわからないのだろうか」というような、施工から時間が経過していることに対する疑問が出てきた。

 わたしは、未曽有の天災という説明をされ、それで押し切られている「あの原発事故」から、どうも疑い深くなった様だ。
 事故の起こる前は「安全だ」と言われ、事故が起きたら「想定外のミスがあった」と言われる。
 そういう説明が今世紀の日本で多くなったようだ。
 でもさ、あの原発事故、本当のところは分からないけれども、もっとひどいことになったら百年単位で居住不能だよ?
 ほんの数年で、きれいに忘れた素振りができるとは、随分国民性も変わってきたようだね。