110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

大阪万博

 については、東京人の私としては一つだけ疑問がある。
 
 多分、関西の人は、東京もんより利口だから大丈夫だと思うのだけれども…

 私は、2020年の東京オリンピックが、団塊の世代後期高齢者(75歳)になる時期と合わさるので(なんとなく)不安なのだが、巷は盛り上げているので、多数決の原理で(推定)大丈夫なんではないかと思っている。
 そして、大阪万博は、その団塊の世代が80歳になる年なのだけれども、私が家の2人の親を見てきた(いる)目としては、高齢者との本当のお付き合いは80歳からだと思っているんだよね。
 だから、再来年の東京オリンピックよりも、万博の方が、当然スタッフは、その時点の現役世代が中心だろうが、街中(まちなか)が高齢者化してるのも含めて、その一見ネガティブなところもPRした方が良いと思うんだよね。
 (一応)先進国の高齢化は世界的な傾向だから、それを隠さない方が良いと思うんだよね。
 だから、オリンピックもそうだけれども、更に、沢山の海外からの人手を借りていくことになると思うんだよ。
 変に若作りするのではなく、現状を見据え続けるという立場が良いと思うんだよね。
 (そういうのが嫌いな人も、我が国でも多数派なのかもしれないけれどもね)

 そういう事を、多分、関西の人たちは上手くこなすのだろうな…うん、結構、楽しみになるかもしれないね。
 
 ちなみに、人生100年なんていう都合の良いキャッチフレーズを見聞きするようになったし、そのような視点からの統計もあるようだけれども、別に表明したからといって、平均寿命が延びるわけじゃないんだよね。
 何か、寿命が100歳になる研究が実用化する目途があるなら、早く「政府」が発表するべきだよね(ないよね)?
 言葉という、意外と空虚なものに惑わされるのはいけないよね。