110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

深夜、コンビニに行こうと思い、玄関を出て、ふと上を見上げると…

 猫がいた、電線のところだ。
 少し、眺めていたが、別に進展はなさそうなので、コンビニへ行った。
 帰りぎわに「まさか、まだいないよな」と思って見上げると…いた。
 2匹に増えている(何するんだと考えるのは野暮かな)。
 
 ぼんやりと考えたが、確かに、日本は電線が好きな国だ。
 昔々は、電線は電気用の1本というのが通り相場だったのだが、今は、通信用など複数の線がひしめいている。
 1本の電線ではバランスとりにくそうだが、2、3本あれば、相当、足元も安定することだろう。

 しかし、電線が1本という危険極まりない区間もあるので、くれぐれも落ちて怪我しないようにと願ってしまう。

 あの高さでは、さすがの猫も助からないのではないかと思うのだ。

 世の中には不思議なこともあるものだが、今の日本ほどではない。