110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

油断からはじまった…

 「団塊の世代」と書こうとしたけれども、たしか、「油断」が最初の著作だったような気がする。
 資源の乏しい日本で石油が断たれたらという話だったかと思う。
 また、いくつかの日本の未来予想をしているが、果たして、彼の予想は的中するのか、ご本人はそれを見ることなく逝ってしまった、無念なところもあるだろう。
 私が、本を読み始めた時に(意外に読みやすかったので)氏の著作にはお世話になった、また、つい最近になって「団塊の世代」を読み直したりもしたこともあり、感慨もひとしおでおある。
 ご冥福をお祈り申し上げます。

作家の堺屋太一氏が死去 83歳
2/10(日) 12:38配信 共同通信
 経済企画庁長官などを歴任した作家の堺屋太一氏が8日午後8時19分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去したことが10日、関係者への取材で分かった。83歳。大阪府出身。