110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

自分の家を見直す

 家は大体天気予報で出てくる「練馬」と2Kmは離れていないのでほぼほぼ「練馬」気温だ。
 その「練馬」は東京23区内では暑い地方として良く知られている(はずだ)。
 かつては、それほどとは思わなかったのだが、このところ、この暑さが厳しく感じられるようになった。
 一つの要因は、やはり温暖化の影響であろう。
 全国の天気予報を見ると、未だ東京は本当の猛暑からは微妙に助かっているのだが、それでも、連日35度という文字が躍る天気予報はここ数年来のことのように思う。
 そして、もう一つの要因は、数年前に、屋根瓦を普通の板状のものに変えたことも一つの要因だろう。
 大地震への対応としては、重い瓦屋根を止めるのが一つの手段なのだが、瓦屋根は夏場はその暑さを防ぐ効果があるらしく、5度くらい室内の気温を下げる効果があるなんてことを読んだか聞いたかしたことがある。
 まぁ、仕方ないよなぁ、と思っていたのだが、ここ数日、些細な事情から、2階の各部屋の窓をなるべく開けるようにしてみた。
 部屋のドアも開けて、廊下の部分も風が通るようにしてみた・・・ら、や、意外と涼しい。

 この家は昭和63年に建てたものだが、意外と風通しが良い設計なのだろうか?
 今のお家は開口部の少なく外気を余り取り入れない仕組みなのではないのかな(勝手な思い込みだけれども)?
 この、スカスカ感は、本日の一番の幸福かな。

 ちなみに、私自体は、自分の部屋のエアコンをここ何年間も使っていない、扇風機は使っているけれどもね。
 今までは耐えられたけれども、ここ数年、加齢の影響もあってか厳しくなってきていたのだが、この気づきで、もう少し頑張れそうだ。
 (ちなみに、本当に暑くて耐えられないと、エアコンのある1階の部屋に避難しているので、あまり偉くはない)

 これは、負け惜しみだけれども、暑い時に暑く感じて汗がダラダラ出るのが生物的な人間の本当の姿だと思っている。
 たしかに、このエアコンていう文明の利器は便利だ、しかし、それによって失ってしまうものがあるのではないか?
 単に、汗腺の反応が鈍くなるだけかもしれんけどね。