110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

体調不調になる

 11月24日に体調不調で(風邪、インフルエンザ・・・良くわかりませんが?)で寝込みました。
 現在「歩き」の方はリハビリ中です。
 ですので、週末の歩きは、今回は無いのです。
 何事も、今まで「できた事」が「出来なくなる」という事は寂しい事です。
 今回の病気は、やがて回復する事でしょうが「健康」は大切だと痛感しました。

 最近、カントやショーペンハウアーなどの著作や解説本を少し読んでいます。
 ショーペンハウアーは、カントの影響を受けているので、当然かもしれませんが、ともに「自殺」については否定的な見解です。
 現在は「ポストモダン」と言われ、ある意味「形而上的」なものが否定されているようにも思います。
 そのため、「道徳」「倫理」などが葬り去られ、若干問題はありますが「宗教感」も無くなりました。
 なんの話をしているかというと、最近の「自殺」の話です。
 そういうものを「裁断」する秤が「無く」なったのかなという事です。
 少なくとも、19世紀や20世紀初頭ならば「自殺は悪」だとという論調も出てきたと思うのですが、そういう事が消えている事がいわゆる(逆説的に)「進化」なのかとも思います。
 仏教など、殆どの宗教で言われる(お題目と言われるかもしれませんが)「不殺生」は「他のもの」を殺すのだけではなく「自分」も殺してはいけないという事でもあると思います。