2008-12-16から1日間の記事一覧
本書は、中公文庫版で読む。 表題の「陰翳礼賛」を含む五編の小編集で、昭和10年前後の(「客ぎらい」だけは昭和23年)作品で、当時の、谷崎潤一郎という視点で見る、日本(人)論という趣がある。 およそ、70年前の世の中の見方が、現在と大きく違うことが…
本書は、中公文庫版で読む。 表題の「陰翳礼賛」を含む五編の小編集で、昭和10年前後の(「客ぎらい」だけは昭和23年)作品で、当時の、谷崎潤一郎という視点で見る、日本(人)論という趣がある。 およそ、70年前の世の中の見方が、現在と大きく違うことが…