110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2012-06-20から1日間の記事一覧

記号の呪縛(有馬道子著)

本書は勁草書房1986年刊行のもの、副題として「テクストの解釈と分裂病」とあり、つい先日やっと読み終えた「自己・あいだ・時間(木村敏著、ちくま学芸文庫)」と関係がありそうだなと思って読む。 結論としては、本書にも木村氏の「前夜祭的意識」という言…