インド思想史(J.ゴンダ著)
日本では、仏教が一番ポピュラーな存在だと思うが、インドの様々な思想のについての入門書。
ヴェーダ、ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、サーンキヤ等々の思想について簡潔に解説してくれる。
さて、ハイデッガーやフーコーなどの著作で考えさせられたのだが、原典の書かれた言語に基づく読解は非常に重要だと思った。
残念ながら、私は「日本語」しか分からない。
その分、本書の様に、日本語の翻訳者の苦労と、訳出された内容は非常に重要な要素を持つ。
ショーペンハウアーは「ウパニシャッド」の翻訳書をもとに、思想を展開した、しかし、それは必ずしも適正な「翻訳」ではなかったらしい。
しかし、或る意味、後世に残る著作を残したのだから、翻訳の是非は問題でないのかもしれない。
また、ニーチェの超人の発想と、苦行をして解脱に至るヨーガの行者がだぶってしまった。
随分、発想が「俗」になってきた。
ヴェーダ、ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、サーンキヤ等々の思想について簡潔に解説してくれる。
さて、ハイデッガーやフーコーなどの著作で考えさせられたのだが、原典の書かれた言語に基づく読解は非常に重要だと思った。
残念ながら、私は「日本語」しか分からない。
その分、本書の様に、日本語の翻訳者の苦労と、訳出された内容は非常に重要な要素を持つ。
ショーペンハウアーは「ウパニシャッド」の翻訳書をもとに、思想を展開した、しかし、それは必ずしも適正な「翻訳」ではなかったらしい。
しかし、或る意味、後世に残る著作を残したのだから、翻訳の是非は問題でないのかもしれない。
また、ニーチェの超人の発想と、苦行をして解脱に至るヨーガの行者がだぶってしまった。
随分、発想が「俗」になってきた。