110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

些細なことかもしれないのだが、何か、気になる

埋設工事で仕様と異なる道路舗装材使用 東京ガス、1都4県で337件
11/18(水) 19:54配信 毎日新聞
自治体の仕様では、再生粒度調整砕石(RM)も使われるべきだが、再生クラッシャーラン(RC)で代用していた=東京都千代田区で2020年11月18日午後4時50分、山崎征克撮影
 東京ガスは18日、同社が首都圏の1都4県で発注したガス管埋設工事のうち、337件で仕様の異なる舗装材が使われていたと発表した。直ちに安全性に影響はないものの、耐久期間が短くなる恐れもあり、同社は道路管理者の66区市や都県、国と協議し、対応を検討する。
 問題のあった工事は、同社から発注を受けた日鉄パイプライン&エンジニアリング(東京都品川区)が2016年4月以降に施工した。都県別の件数は、東京224▽神奈川77▽埼玉25▽千葉9▽茨城2――で、総延長は約43・3キロ。各自治体は、安全性や快適性を維持するため、アスファルトの下に2種類の砕石を層にして埋設するよう仕様を定めているが、同社の複数の現場監督が片方の砕石しか使わなかった。同社は理由を「(使わなかった砕石を)建材店へ購入に行くのに時間がかかるため」などと説明している。【山崎征克】

評価は分かれるところだが、こういう些細な傷が積み重なると、大きな事件につながる場合がある。

理由を見てみると、購入する手間を省く、つまり、面倒くさいからということなのだろうが、これで、既定の耐久性が見込めなくなったりしたら、東京ガスもそうだが、該当工事の付近住民に影響が及ぶかもしれない。

そして、再工事ということになるならば、やらなくてもいい作業をやるという、2度手間になる。