自分の欠点を知るのは嫌なものです
もう、何十年も独学でギターを弾いてきたのだが、最近、やっと練習の仕方を掴んだような気がする。
それは、すでに、プロとして活躍している人が、皆、口を揃えて言うことで、実は、とてもやさしいことだ。
そして、それは、今まで「わかっている」と思いこんでいたことだった。
本当に簡単なことだよ。
ゆっくり弾くこと、そして、きちんとできたら、次の段階(スピードを上げてみる、とか)へいくこと。
簡単なことだが、単純に時間が必要なこともある。
自分としては、あと、何年弾くことができるかという年齢には来ているので、少し、焦りはあるが、まぁ、今まで、他人の言うことを素直に聞けなかったのだから、仕方がない。
今日も、普通に動いていると思いこんでいた、指の動きがおかしいのに気づいた。
右手の、人差し指と中指といえば、どちらかというと、動かしやすい指・・・だと思っていたのだが、あるパターンで動かすと違和感がある、そこで、気になって、少しづつ、原因を追いかけていくと、どうも、人差し指→中指の動かし方は問題ないのだが、中指→人差し指という、逆に動かすだけで、動きが鈍くなることに気づいた。
多分、人差し指→中指の動きは簡単にできているので、その逆は自動的にできているという「思い込み」があったのだろう、やはり、そういう慢心が一番怖いものだ。
そして、そういう欠点が「ある」と認めるのも、「長いことギターを弾いている(練習しているではない)」からという、変なプライドが邪魔をするのだろうね。
まぁ、歳をとってそういうのが無くなったのか、最近は、ある程度、練習ができるようになったと思う(というのも慢心かな?)。